BTS(防弾少年団)がグローバルアーティストとしての莫大な影響力を示している。
ホワイトハウス側は6月5日(現地時間)、公式SNSにBTSとバイデン米大統領が歓談する映像を掲載した。
映像には、ホワイトハウスを見渡すBTS、ブリーフィングルームで取材陣に訪問目的や感想などを述べる姿、ホワイトハウスのオーヴァル・オフィス(大統領執務室)でバイデン大統領と歓談する姿などが収められている。
何より話題を呼んだのは、歓談の際にバイデン大統領がBTS(防弾少年団)の『Butter』を自ら流した場面。愉快な雰囲気を演出したバイデン大統領にメンバーも顔をほころばせた。
その後、バイデン大統領はBTSに対して「皆さんがしていることは大きな変化を作り出す。ヘイトが根絶されなければならないと話すことは重要だ」と強調。「皆さん自身を過小評価してはいけない。皆さんの優れた(芸術的)才能だけでなく、コミュニケーションは必要不可欠。皆さんに感謝している」と付け加えた。
これに対し、BTSは「ホワイトハウスの招待を受けた時、“行かなければならない”と思った。私たちのさまざまな努力を知ってくださった大統領に感謝し、今この時間が貴重で報いる時間だと思う」と笑顔で応えている。
さらに、「重要な問題について共に話し、アーティストとして私たちに何ができるかを考える機会を作って下さったバイデン大統領とホワイトハウスに感謝申し上げる」と付け加えた。
去る5月31日、「アジア系・ハワイ先住民・太平洋諸島住民(AANHPI)遺産の月」の日を迎えてホワイトハウスに招待され、アジア系住民へのヘイトクライム(憎悪犯罪)や差別、多様性について意見を発したBTS。
彼らは「韓国人、そしてアジアで生まれた身として、必ず話さなければならない問題だと考えた。特に韓国アーティストとして言語や文化を超越する海外ツアーを通じて多くの人々に触れてきて、多様性については必ず話さなければならないと思った」と明らかにした。
彼らは「肯定的な影響を伝えるのに役立って嬉しく、同時に大きな責任感を感じる」と話している。
そんなBTSは6月10日、3枚組の新アルバム『Proof』をリリースする。
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