このほか、昨年に泥酔状態で無免許運転して事故を起こした後、逃走した疑いで一審では懲役1年6カ月を言い渡された俳優ソン・スンウォンは最近、検察が控訴審で懲役4年を求刑した。
また、飲酒運転を見過ごした疑いで不拘束立件されたオ・スンユンは、すべての作品から降板した。昨年、セクハラや凶器脅迫の疑いで所属事務所から契約解除されて事実上、芸能界活動ができなくなったイ・ソウォンも同じような状況だ。
度重なる事件・事故のせいで、芸能界へ風当りはさらに厳しくなる見通しだ。
特にパク・ユチョンとカン・ジファンの場合、「才能はあるが私生活が良くない」という噂が以前からあった。
ある芸能界関係者は「噂を噂としてそのまま通り過ぎることができなくなった典型的な事例だ」とし、「いくらスター性があっても結局は、“酒グセが悪い”、“私生活が知られたら芸能活動どころではない”という噂が数年後には現実になってしまう」と苦情を隠さなかった。
韓国芸能界にはまだ、彼らのほかにも、実体が明らかになっていないスターが多いかも知れない。どんな罪名で大衆と関係者たちを驚かせるか予想もつかないが、今からでも遅くはい。新しい人生を生きていかなければならないのではないか。
もうひとつ。トップスターの離婚やセックススキャンダルなどの事件が相次いだため、YGエンターテインメントの前代表PDだったヤン・ヒョンソク氏と、元BIGBANGのメンバーだったV.Iの議論は少しずつ忘れられつつある。
2人の場合、性的接待から収賄、麻薬疑惑までマンモス級だ。
とある芸能界関係者は「YGエンターテインメントの事態を見て、韓国芸能界が大きな危機感を感じたのは事実だ。ただ、韓国芸能界が麻薬や悪い物ばかりではないということを、これから次世代が見せる時代が来た」とし、「芸能人たちも最近の事態によって、より重い責任感が必要になるだろう」と見通した。