【全文】元Wanna Oneカン・ダニエル、またもや前事務所が反論を開始。「確かな証拠を入手した」

2019年07月12日 話題 #Wanna One

Wanna One出身カン・ダニエルが、7月25日にソロアルバムをリリースしてカムバックする。本格的な活動を予告した中、前所属事務所のLMエンターテインメントは未だに抗議を続けている状況だ。

カン・ダニエルの法定代理人を務める法務法人ユルチョンによると7月11日、ソウル中央地方裁判所第51民事部は、LMエンターテインメントが提起した“異議申し立て”を受け入れなかった。裁判所は「5月10日付けの“専属契約効力停止仮処分申請”に対する認容決定を、そのまま認可することに決定した」と強調している。

これに先立つ5月10日ソウル中央地裁はカン・ダニエルがLMエンターテインメントに提起した“専属契約効力停止仮処分申請”に対して、「すべて認容決定を下す」と伝えた。

“専属契約効力停止仮処分申請”は、「LMエンターテインメント側がカン・ダニエルの事前同意なしに、専属契約上の各種権利を第三者に売り渡した」という主張のもとで申請されたもの。カン・ダニエルは5月の決定で事実上の勝訴となったが、LMエンターテインメントがこれに異議を唱えていた状況だ。

(詳細:元Wanna Oneカン・ダニエル、法廷争いを開始。双方の主張はどんなもの?

LMエンターテインメントは今回の決定に関して、「仮処分に異議を申し立てた案件は、訴訟に例えると第1審に該当する」とし、報道資料を通じて公式的な立場を発表した。

「仮処分の決定は不服なものであり、LMエンターテインメントは今後の抗告を通じて上級審の判断を受けることにする」と伝えたLMエンターテインメントは、「最近、真実が明らかになる新しい訴訟資料を入手した。本件と密接に関連付けられるもので、原審からは入手できなかった資料だ」とし、専属契約の違反はなかったと主張した。

◇以下、LMエンターテインメントの公式立場全文

LMエンターテインメントの法廷代理を務める、法務法人WE(ウィ)です。

ソウル中央地方裁判所第51民事部は2019年7月11日、カン・ダニエルと関連した専属契約効力停止仮処分の案件で、従来の仮処分決定を認可しました。本件は仮処分を決定した当該裁判部で審理するもので、訴訟に例えると1審に該当します。

LMエンターテインメントは仮処分の決定を不服とし、抗告を通じて上級審の判断を受けることにします。

LMエンターテインメントの法廷代理人は最近、真実が明らかなになる新たな訴訟資料を入手しました。本件と密接に関連のある資料で、原審から入手できなかったものです。抗告審を通じて、LMエンターテインメントがカン・ダニエルとの専属契約を違反した事実がなかったことを証明し、今回の“紛争”がLMエンターテインメント側の過失によるものではなかったことを明らかにします。

現在進行中の仮処分手続きは、本件と違って臨時的で暫定的な位置づけのものに過ぎません。これから進められる仮処分への抗告はもちろん、カン・ダニエル側が提起した仮処分手続きの件についても、LMエンターテインメントが専属契約を違反したものではないと十分に申し上げられるようにします。

LMエンターテインメントと法定代理人の法務法人WEは、両者に関する不必要な誤解を減らすため、訴訟以外の立場表明を最大限自制しています。取材と報道にあたって、この事実を参考にしてください。

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