特に、痛快な風刺劇を見事に演じたチェ・シウォンには、称賛の声が尽きなかった。『国民のみなさん』は、日本でもDATVにて8月に1話先行放送、9月から本格的に初放送される。
来る10月ごろの放送開始を予定している『偉大なショー』(原題、tvN)もまた、主人公が国会議員を目指すドラマだ。
『偉大なショー』は、元国会議員のウィ・デハンが再選出のために繰り広げる“偉大なショー”を描く。
日本でも大ヒットを生んだドラマ『秋の童話』でその名を知らせたソン・スンホンが主演を務めることで、早くも話題を集めている。
このように、最近の韓国ドラマ界では国会議員を目指す主人公が勢いを増している。
これまで代表的とされていた医師、検事、警察といった主人公の職業の後を継ぐかのように国会議員をテーマとした作品が増えている状況だ。
常に新鮮さが求められるお茶の間というプラットフォームで、現在は国会議員というキャラクターがもっとも視聴者と距離を縮めているようだ。特に、前述の『補佐官』の場合は国会議員というテーマにとどまらず、韓国ドラマとしては初めて議員補佐官を物語の前面に立たせたことで、視聴者に新鮮な魅力を伝えている。
ある関係者は、現在の“政治ドラマブーム”についてこう分析した。