映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』が、韓国で新型コロナ禍でのオープニングスコア最高記録を達成したが、勢いが一段落したようだ。
『ドクター・ストレンジMoM』は5月11日午前基準で、韓国で累計観客動員数381万4083人を記録。5月4日に公開され、8日で400万人を目前にしている。
封切り初日は71万人を動員し、「やはりマーベル」という好評を受けたが、10日には14万人と振るわなかった。なお、4日と10日は両方とも平日だった。
初日に71万人、公開4日で300万人を突破すると、公開初週の週末には171万人を動員し、コロナ禍が始まって以降、初の1000万人突破作品になるという展望も出てきたが、現在は停滞している。作品の評価も、前作の『ドクター・ストレンジ』よりも低い。
その理由は、『ドクター・ストレンジMoM』を監督したホラー映画の巨匠サム・ライミの“ホラー演出”に対する好き嫌い、キャラクターの説得力不足など、多様な理由のためと推測されている。
とは言え、84%の前売り率を見せ、韓国の劇場街に活力を再びもたらしたという評価を受けており、相変わらずのマーベル作品人気の高さを感じさせている。
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