ウクライナ国際義勇軍として参戦中の元海軍特殊戦旅団(UDT/SEAL)大尉ユーチューバー、イ・グンが法的対応を予告した。
5月9日、イ・グンのユーチューブ「ROKSEAL」のコミュニティには、「最近、(YouTubeチャンネル)カロセロ研究所や多数の言論メディアでは、変わらずイ・グン大尉に関する虚偽事実が流布されているが、直ちに法的検討を進めることをお知らせする」という文が掲載された。
先立って8日には、ウクライナ義勇軍として活動中だと明らかにした韓国人のチョ氏は自身のSNSに「ユーチューバーのイ・グンとローガン、当初軍隊にカメラマンを付けてくるのが正気か」とし、戦争にカメラマンを連れてきたという主張で議論を大きくした。
これに対してイ・グン側は、「すでに知っている人は知っているだろうが、イ・グン大尉はウクライナ戦争の最初から命をかけて戦闘に投入され、国際軍団の最も核心的な特殊戦チームの指揮官として任務遂行中だ。危険な状況であるだけに、イ・グン大尉のチームは2カ月以上戦闘を行い、これまで3人の負傷者が出た」と現地の状況を伝えた。
続いて、「一般陸軍兵士出身で戦闘経験のないチョ氏は、現在ウクライナで何をしているのですか」と問い返し、「(イ・グンと一緒に出国した)ムン氏は、カメラマンではなく海兵隊捜索隊中佐出身」として、国際刑事裁判所(ICC)が要請した戦争犯罪の証拠資料確保という明確な任務があると明らかにしている。
そして、「ウクライナでは罪のない人々が死んでいるのに、韓国人同士でこうしているのが本当に気に障る」とし、「チョ氏が広めた虚偽事実に対しては、きちんと法的な検討をする」と予告した。
■ウクライナ義勇軍となった韓国元軍人への処罰が「死刑」まであり得るシビアな理由
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