韓流ファンお馴染みの女優、ホテルで遺体で発見。父との電話後に“極端な選択”か

2019年06月29日 話題

数多くの韓流ドラマに出演してきた女優チョン・ミソンが“極端な選択”をして命を絶った。最後は父親と通話した後、極端な選択をしたものと見られている。

警察によると、チョン・ミソンは6月29日、全羅北道(チョンラプクト)の全州(チョンジュ)市内のホテル客室で遺体で発見された。

同日午前11時45分にホテルの客室トイレでチョン・ミソンが死亡していることをマネージャーが発見し、警察に申告した。

マネージャーは同日、チョン・ミソンと連絡が取れず、ホテル側に了解を得て客室に入ったという。チョン・ミソンは119救急隊が到着したとき、すでに息を引き取った後だった。

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客室で遺書は見つからず、外部からの侵入跡や他殺の状況はないと見ている警察は、チョン・ミソンが極端な選択をしたものと見て、経緯を調査している。

警察はチョン・ミソンが同日午前1時に、該当ホテルにチェックインした後、1人で泊まっており、午前1時50分に父と最後の通話をしたあと、午前2時に死亡したものと推定されている。死亡推定時間帯に数人の知人がチョン・ミソンの携帯電話に連絡を取ったこともわかっている。

チョン・ミソンは前日まで普段通り同僚たちと付き合い、ホテルに入ったと警察は説明した。

チョン・ミソンは最近、家族の中の1人と死別し、母親も病床にあるため、周囲に憂うつ感を訴えたという。しかし、これまでチョン・ミソンはうつ病の治療を受けていなかったと警察は伝えた。

ある警察関係者は「最近、家族の1人が亡くなり、母親まで病床にあり、チョン・ミソンは憂鬱な気分を感じていたようだ」とし、「遺族がまだ全州に到着していないため、葬儀の手続きなどは論議されていない」と話した。

チョン・ミソンはこの日をはじめ、6月30日2日間、全北(チョンプク)大学の文化会館で演劇『実家の母親と2泊3日』の舞台に立つ予定だった。チョン・ミソンの突然の悲報に公演企画会社は、同日昼の公演をキャンセルして、夕方と30日の公演は代役を立てて舞台を続けることにした。

1970年生まれのチョン・ミソンは、パク・ボゴム主演の『雲が描いた月明り』、EXOのカイが主演した『アンダンテ』など多数の韓流ドラマに出演し、韓流ファンたちの間でもお馴染みの女優だ。

今年7月24日封切り予定の映画『我が国の語音』では昭憲王后の役を演じることになり関心を集めていたし、9月に放送予定であるKBSドラマにも合流する予定だった。

チョン・ミソンの悲劇による衝撃が韓国芸能界に広がっているなか、多くのファンが故人に哀悼の声を上げている。

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