“BTSの父”HYBEパン・シヒョク議長、ソウル大学名誉博士号を授与される。大衆文化界史上初の快挙

2022年04月29日 話題

“BTS(防弾少年団)の生みの親”で知られるHYBEのパン・シヒョク議長に、ソウル大学の経営学分野の名誉博士号が授与された。4月28日、大学内で授与式が行われた。

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ソウル大学は、HYBE創業者であり企業家であるパン・シヒョク議長が、HYBEを世界的な企業へと成長させ、韓国の文化芸術産業の拡張と革新に貢献した功労を称え、学位を授与したことを明らかにした。

チェ・ヘチョン大学院長は推薦の辞で、「パン・シヒョク議長は韓国のK-POPを世界最高の大衆文化へと発展させることに大きな役割を果たした」とし、「韓国の大衆文化及び世界の音楽発展に貢献し、世界的な音楽産業システムを創出した彼の功績を高く評価する」とパン・シヒョク議長を紹介。

続けて、ソウル大学が最近、文化館を再建築するなど、技術時代に文化が持つ力に注目している点に触れ、パン・シヒョク議長のように韓国文化の固有性を基盤に技術と市場結合を理解し、産業以上の結果を生み出せる後学が出なければならない時代であることを強調した。

(写真=HYBE)

パン・シヒョク議長はこれに対する答辞で、正規教育課程を通じて経営学を学んだ人間ではないため、経営の現場の一線で時には失敗を経験し、これを通じて知識と教訓を体得し、企業の本質が長期ビジョンを持って生存し、成長することを悟ったと明らかにした。

すべての企業が生存を脅かされたパンデミックの危機的状況については、「企業のコア、本業をより強固にし、パンデミック以前に計画していた方向に進む力を蓄えることに集中しただけだ」とし、パンデミック期間も“生存”、“成長”、“ビジョン”の3つを守り、企業の組織的、事業構造的、財務的競争力を高めるために努力したため、幸い、境界のない拡張を成し遂げることができたと伝えた。

リオープニング時代を迎え、今後HYBEが進むべき生存の方向性については、“技術と文化の融合についての悩み”、“未来の音楽産業の姿についての研究”を挙げたパン・シヒョク議長は、最後に企業の本質が何なのかを悩み、守り、企業家、経営者としての役割に対して責任感を持って取り組むという覚悟を明らかにし、答辞を締めくくった。

なお、ソウル大学では学術発展に特別な貢献をしたり、人類文化の向上に大きな功績を残したりした人に“名誉博士号”を授与している。今回のパン・シヒョク議長の学位授与は、大衆文化界の人物としては史上初めてのことだ。

これまでソウル大学から名誉博士号を授与された人物は、1948年のアメリカ陸軍ダグラス・マッカーサー元帥以降で112人。

代表的な人物には、元南アフリカ共和国大統領の故ネルソン・マンデラ氏、ミャンマー国家顧問兼外相だったアウン・サン・スー・チー氏などがおり、韓国人では2000年に元サムスン会長の故イ・ゴンヒ氏、2006年に小説家のパク・ワンソ氏、2008年に元国連事務総長のパン・ギムン氏など、12人が学位を授与されている。

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