元恋人のドラマ降板を指示したとの疑惑などで物議を醸した女優ソ・イェジが、本格的な復帰を知らせ、1年ぶりにカメラの前に立った。
tvN drama公式YouTubeチャンネルは最近、来る5月25日に初放送されるドラマ『イブ』(原題)の広報映像を公開した。そこには『イブ』で女性主人公を務めるソ・イェジの姿があった。
映像に登場したソ・イェジは、「イ・ラエル役を任されたソ・イェジだ。うれしい」と挨拶した。続けて、演じるキャラクターについて「金に目がくらんだ人々によって人生のすべてを奪われる。残酷な苦痛と怒りで復讐を誓い成長する人物」と紹介し、「すべてをかけて復讐を始める。その復讐の果てに多くのことが絡んでいる。欲望が果てしなく感じられる面白いテーマだ。楽しんでもらいたい」と付け加えた。
本読み現場の映像も流れ、ソ・イェジがマスクを着用したまま静かに台詞を読む姿もとらえられた。
ソ・イェジがメディアに自ら姿を現したのは、約1年ぶりだ。先立ってソ・イェジは2021年4月、以前の恋人だった『愛の不時着』出演俳優キム・ジョンヒョンを“操縦”したとの疑惑を受けた。
キム・ジョンヒョンがドラマ『時間』に出演当時、相手役だった少女時代ソヒョンとのスキンシップを拒み、最終的にドラマを降板したのもソ・イェジの指示だったとの疑惑だ。それについてソ・イェジは事実無根と否定したが、その余波で学生時代の暴力疑惑やスタッフへのパワハラ疑惑などが次々と浮上。以降、公式の場に姿を現さなかった。
その余波で次回作として出演が決まっていたドラマからも降板したソ・イェジ。復帰作となる『イブ』を通じて、完全復活を果たすのか注目が集まっている。
なお新ドラマ『イブ』は、韓国tvNで5月25日22時30分に初放送される予定だ。
◇ソ・イェジ プロフィール
1990年4月6日生まれ。2013年のドラマ『ジャガイモ星』でデビューし、魅力的なマスクと演技力で存在感を示した。『夜警日誌』(2014年)、『ラスト・ゲーム~最後に笑うのは誰だ?!』『パパはスーパースター!?』(2015年)、『ファンタスティック・クラブ』『君を守りたい~SAVE ME~』(2017年)などに出演。2020年のドラマ『サイコだけど大丈夫』で、強烈な絵本作家コン・ムニョンを演じながら本格的な人気を得た。
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