本業で真剣勝負だ。女優ソ・イェジが私生活に関連する論議から10カ月ぶりに公式謝罪した。
元恋人である俳優キム・ジョンヒョンに送ったメッセージによって浮上した、いわゆるガスライティング論議をはじめ、間違った人間性に関する暴露、学歴偽造疑惑など、嵐のような事態を経験したソ・イェジが、自ら口を開いて謝罪した。
ソ・イェジは2月27日、所属事務所を通じて「私の不足で多くの方々に心配をおかけして、本当に申し訳ないという言葉をお伝えたい。多くの失望感を抱かせた点、もう一度心から頭を下げて謝罪する」と伝えた。
復帰を控えて伝えた謝罪という側面から否定的な視線もあるが、逆に復帰を控えてソ・イェジが自分の声で状況を変えなければならないと感じたことは正しいことだろう。
そんなソ・イェジを見守る業界の視線はどうだろうか。
明らかに、大衆の雰囲気とは違う温度差が存在する。
ひとまずソ・イェジが渦中の人物となって批判を受け、ソ・イェジによって撮影スタッフなども直接・間接的に被害者になったことは確かだが、一連の騒動が社会的な物議になるものではないという視線が支配的だ。
もちろん俳優は演技が上手ければいいというわけではなく、人間性の重要さがますます強調されてはいるが、本人が自粛期間を経て所属事務所ゴールドメダリストとも昨年末に再契約をしたため、復帰は自然な手順という反応だ。
所属事務所側は「ソ・イェジは会社の設立時から謙虚な俳優で、これまでの信頼をもとに共に歩んでいくことにした」と伝えたことがある。
何よりも彼女の演技力に対する信頼感が働いている。復帰作でソ・イェジが引き受けたキャラクターは、ソ・イェジにしかできないという反応だ。とあるドラマ制作関係者は「配役とそれを消化するソ・イェジがとてもよく合い、不気味なほど」と耳打ちした。
彼女が主演を務めるtvNの新ドラマ『イブのスキャンダル』は、人生をかけた復讐劇。韓国を揺るがした財閥の2兆ウォン(約2000億円)離婚訴訟の内幕を扱ったメロドラマとなる見通しだ。
ソ・イェジは復讐を計画した女「イ・ラエル」役を引き受けた。イ・ラエルは子供時代、父親の衝撃的な死後、緻密に復讐を計画し、韓国上位0.1%の上流夫婦の2兆ウォン離婚訴訟の主人公となる女性だ。
イ・ラエル役にキャスティングされたソ・イェジについて、制作陣は「『イブ』はイ・ラエルが復讐を繰り広げるために緻密に準備する過程が盛り込まれるだけに、しっかりとした演技力と没入感が重要だと考えた。ソ・イェジは決断力のあるイメージと、イ・ラエルを没入感のあるように消化できるエネルギーを持つ俳優」と話した。
ソ・イェジの演技力については、これまで大きな批判がなかった。議論が最もイシュー化していた時期に公開された映画『明日の記憶』(原題)でも、彼女の演技力だけは認めなければならないという意見が大半だった。
私生活の議論を経てイメージに打撃を受けた俳優が、復帰に感謝しながら「良い作品、良い演技で報いたい」という言葉を発するのは陳腐ではあるが、最善の答案でもある。しかも韓国芸能界では、見事に復活を果たした前例がいくつかある。
ソ・イェジが復帰作で見事にキャラクターを消化して相変わらずのスター性を見せれば、ピンチをチャンスに変えることもできるはずだ。
(記事提供=OSEN)
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