ドラマ『サイコだけど大丈夫』などで知られる女優ソ・イェジが、各種議論のなかで復帰を控えていることと関連して謝罪したが、彼女への冷たい視線は変わっていないようだ。
ソ・イェジは2月27日、所属事務所を通じて謝罪文を発表し、「まず、あまりにも遅く、こうやって文章で心をお届けする点、本当に申し訳ない」と切り出した。
続けて「この間、私に与えられた叱責と数多くの話を見て、自分自身を振り返る時間を作った」とし、「私の不足で多くの方々に心配をおかけして、本当に申し訳ないという言葉をお伝えしたい」と伝えた。
そして「多くの失望感を抱かせた点、もう一度心から頭を下げて謝罪する」とし、「すべてのことは私の未熟さから来たもので、今後さらに慎重に行動し、成熟した姿をお見せするよう努める」と付け加えた。
先立ってソ・イェジは2021年4月、以前の恋人だった『愛の不時着』出演俳優キム・ジョンヒョンを“操縦”したとの疑惑を受けた。
キム・ジョンヒョンがドラマ『時間』に出演当時、相手役だった少女時代ソヒョンとのスキンシップを拒み、最終的にドラマを降板したのもソ・イェジの指示だったとの疑惑だ。それについてソ・イェジは事実無根と否定したが、その余波で学生時代の暴力疑惑やスタッフへのパワハラ疑惑などが次々と浮上。以降、公式の場に姿を現さなかった。
騒動の余波でソ・イェジは、次期作として出演が決まっていたドラマ『アイルランド』(原題)からも降板している。
そんな彼女が最近、tvNの新ドラマ『イブのスキャンダル』(原題)で復帰し、本読みまで行ったことがわかり、再びソ・イェジに対する注目が集まった。
一連の騒動についてソ・イェジは特別な立場を出していないにもかかわらず、そのまま復帰するということで批判が高まったため、今回、謝罪文を発表したと見られる。ただオンラインを中心に、復帰のための形式的な謝罪と受け止める声が多く、彼女に対する視線は冷たいままだ。
ソ・イェジの謝罪文全文は、以下の通り。
◇
こんにちは。ソ・イェジです。
まず、あまりにも遅く、こうやって文章で心をお届けする点、本当に申し訳ありません。
この間、私に与えられた叱責と数多くの話を見て、自分自身を振り返る時間を作りました。
私の不足で多くの方々に心配をおかけして、本当に申し訳ないという言葉をお伝えしたいです。多くの失望感を抱かせた点、もう一度心から頭を下げて謝罪します。
すべてのことは私の未熟さから来たもので、今後さらに慎重に行動し、成熟した姿をお見せするよう努めます。
◇ソ・イェジ プロフィール
1990年4月6日生まれ。2013年のドラマ『ジャガイモ星』でデビューし、魅力的なマスクと演技力で存在感を示した。『夜警日誌』(2014年)、『ラスト・ゲーム~最後に笑うのは誰だ?!』『パパはスーパースター!?』(2015年)、『ファンタスティック・クラブ』『君を守りたい~SAVE ME~』(2017年)などに出演。2020年のドラマ『サイコだけど大丈夫』で、強烈な絵本作家コン・ムニョンを演じながら本格的な人気を得た。
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