映画『ドライブ・マイ・カー』でアカデミー賞国際長編映画賞を受賞した濱口竜介監督の新作『偶然と想像』に出演した女優・玄理の訪韓が決まった。
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玄理は『偶然と想像』の最初のエピソード『魔法(より不確実なこと)』のメインキャストで、家に帰るタクシーの中で友達に新しい恋愛話を打ち明ける「つぐみ」役を演じた。
玄理はこれまで、浜口監督の短編『天国はまだ遠い』(2016年)に出演し、今回の『偶然と想像』で2度目の濱口監督作品出演となる。
浜口監督は玄理について、「短時間でポイントを消化しなければならないので、とても難しい役割でした。しかし玄理さんはとても演技が上手な方なので、この方ならできると思いました」というコメントで信頼を示していた。
なお、玄理は日本で生まれ育った韓国人女優で、日本と韓国を行き来しながら活動している。これまで、浜口監督が脚本に参加し、黒澤清監督が演出した映画『スパイの妻』や、現在Apple TV+で配信中の『Pachinko パチンコ』に出演し、多様な活動を続けている。
今後、韓国での本格的な活動を計画している玄理は、『偶然と想像』の韓国公開を控えて訪韓し、公式インタビューや観客との対話などに参加する予定だ。
『偶然と想像』は5月4日に韓国全土の劇場で公開される。
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