『海街チャチャチャ』で知られる俳優キム・ソンホが私生活スキャンダル後、久しぶり姿を見せた。
4月18日午前、仁川(インチョン)国際空港でタイでの撮影を終えて帰国したキム・ソンホの姿がとらえられた。キム・ソンホは映画『悲しい熱帯』(原題)の撮影を終え、パク・ジョンフン監督と一緒に帰国したと伝えられた。
複数の韓国メディアが報じたところによると、キム・ソンホは白いパーカーを着用してフードをかぶり、白いマスク、黒のハーフパンツというスタイルで韓国に入った。
先立ってキム・ソンホがタイ・バンコクのスワンナプーム空港やタイ市内などで撮られたと見られる写真がオンライン上で拡散され、注目を集めた。約6カ月ぶりの近況だった。
キム・ソンホは昨年10月、元恋人の暴露で私生活のスキャンダルが浮上した。キム・ソンホの元恋人が暴露文を公開し、2020年7月に妊娠したが、キム・ソンホが結婚を約束しながら中絶を強要し、中絶後に一方的に別れを通告したと主張した。
キム・ソンホは同年10月20日、所属事務所を通じて疑惑を認めて「その方に心から謝罪したい」と頭を下げた。キム・ソンホの謝罪後、元恋人は「彼の謝罪を受け、互いに誤解していた部分もあった」としながら和解し、暴露文を削除した。
その後、元恋人の主張は間違いが多いとの声が多数上がり、キム・ソンホに対する批判は弱まったが、彼は活動を中断している。今回の映画『悲しい熱帯』を通じて復帰する見込みだ。
なお『悲しい熱帯』は、ボクシング選手出身の一人の少年がミステリアスな者たちのターゲットとなり、追いつ追われつの物語を描いたアクションノワール。パク・フンジョン監督がメガホンをとり、キム・ソンホ、キム・ガンウ、コ・アラなどが出演する。
◇キム・ソンホ プロフィール
1986年5月8日生まれ。2009年に演劇『ニューボーイングボーイング』でデビューして以来、演劇界で俳優としての実力を積み重ねてきた。その後活動範囲を広げ、2017年には『キム課長とソ理事』でドラマデビューを果たす。同年のドラマ『トゥー・カップス~ただいま恋が憑依中⁉~』では魔性の詐欺師コン・スチャン役を好演し、「MBC演技大賞」で「新人賞」と「優秀賞」の2冠を達成した。2020年の『スタートアップ: 夢の扉』、2021年の『海街チャチャチャ』に出演し、韓国だけでなく、日本でも人気を集めた。
■強要か合意か…俳優キム・ソンホは「責任をとる」つもりだった?
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