是枝裕和監督の初の韓国映画演出作『ベイビー・ブローカー』と、パク・チャヌク監督の新作『別れる決心』(原題)が、「第75回カンヌ国際映画祭」コンペティション部門の公式招待作に選ばれた。
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是枝裕和監督が韓国の制作陣、俳優たちと協力した初の韓国映画演出作『ベイビー・ブローカー』は、子どもを育てられない人が匿名で赤ちゃんを預ける“ベイビーボックス”をめぐって関係を結ぶことになった人々の予期せぬ特別な旅程を描いた映画。是枝監督特有の温かい視線と鋭い洞察力が盛り込まれたストーリーで、深い余韻を残す作品になる見込みだ。