『気象庁の人々』俳優ユン・バク、パク・ミニョンの“元彼”役は不満だった?「あまり嫌われないように…」【インタビュー】

2022年04月05日 テレビ #韓国ドラマ

俳優ユン・バクとハン・ギジュンの純粋で素直な姿はどこか似ていた。

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Netflixでも配信されている韓国ドラマ『気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!』の最終回は、全国視聴率7.3%(ニールセンコリア基準)を記録した。

これまで馴染みのない気象庁を舞台にした本作は、天気が予報されるまでの過程や結婚と愛に関するストーリーを詰め込んだ作品。

10年間付き合った恋人との婚約破棄から結婚を前提にしなければならない女性や、非婚主義者の男性との出会い、そして現実的な結婚の話まで多様な形の愛が盛り込まれている。

ユン・バクは劇中、厚かましく情けない元彼のハン・ギジュン役を演じた。

悩みすぎて円形脱毛症に…

制作発表会当時、円形脱毛症になったとし「キャラクターを理解するためにとても悩んだ」と話している。

(写真提供=H&エンターテイメント)ユン・バク

ユン・バク演じるハン・ギジュンは、情けなくてもどかしい元彼かもしれないが、認める部分はすぐに認めるという素直さもある。

ユン・バク自身が思うハン・ギジュンというキャラクターの魅力について、「もどかしい面もあるが、根本は悪い人ではない。言いたいことは全部言ったとしても、悪い感情を持っているわけではなく、相手が反論すればすぐに納得する」とし、「どんな行動をしても納得はいかないが、“あの人ならどこでも、ああするだろう”というのがあった。何をしてもできそうなのが、ハン・ギジュンの魅力だ」と伝え、先入観がありそうで、ない人物だと説明した。

そして最も満足するシーンには、第1話の後半に出てくるチン・ハギョン(演者パク・ミニョン)とカフェで「住宅価格を半々に分けよう」と話すシーンを取り上げた。

嫌われないように“嫌われ役”を演じる

ユン・バクは「ギジュンがどんな人か、初めて分かる場面だと思う。そのシーンがハン・ギジュンの始発点となり、多くの視聴者がそのシーンを見て“こんなやつ、いるのか”と思いながらも喜んでくれた」と話したユン・バク。憎たらしく見えるギジュンを、嫌われないように映したいという欲求とキャラクターの本質の間で駆け引きをしたという。

「さらに憎たらしく見えるようには演じなかった。ギジュンは、自分の言葉と行動に揺るぎない信念を持っていた。私も人間なので、自分が演じる役が嫌われないように映ってほしいという欲求が生まれる時がある。しかし、そのように美化しようとすると、キャラクターの本質が乱れる。最大限ギジュンの本質を失わず、でも悪くは見えないようにと駆け引きをした」とし「もし、もっと憎たらしく見えようと努力していたら、視聴者のギジュンに対する嫌悪感が増しただろう。ギジュンは本当に悪意のない人物だと思う」と話し、キャラクター研究を徹底した彼の努力を痛いほど感じた。

(画像提供=『気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!』)

ユン・バクの結婚観については、ハン・ギジュンとは違って思いやりがあった。

「最近は子供が生まれたとしても、妻が最優先の結婚生活を続けたいと思う。でももし、妻は子供が最優先だとしたら、少し寂しいと思う」と話し、サランクン(恋人にぞっこんな人を指す)な一面を見せる場面も。

結婚相手とは、ワケもなく涙が流れるような存在

続いて、劇中、「いざ結婚をしてみると後悔をするが、また戻るとしてもする」というセリフに併せて、結婚をする理由について尋ねると「とても難しい質問だ。本当に、結婚はなぜするのだろうか。多分、死ぬほど喧嘩しても唯一味方になってくれる人だから結婚したいと思えるのではないか。外で辛い思いをして、家で両親に会うと、ワケもなく涙が流れるのと同じ感じだ」と答えている。

インタビュー中、終始『気象庁の人々』への満足度の高い姿を見せたユン・バク見せた「順調ではないときもあったが、得たものは多い。それだけでもありがいのに、視聴者の皆さんが楽しく見てくれて本当にありがたい」とし「悩んだ分、満足のいく役だった。モニタリングをしながら“なぜこの状況でこういうジェスチャーをしたのか”、“なぜこんなに落ち着きがないのか”という残念な部分もあったが、全体的によく撮れたと思う」と満足そうに笑っていた。

(写真提供=H&エンターテイメント)ユン・バク

おかげで今回の作品を通じて自信と勇気を得られてとし「いくら演技が上手くても、自分に対する信頼がなければ、見る人もそう感じると思う。少し下手でも確信を持って演技すれば、見る人もはまると思う」と感謝の気持ちを伝えている。

最近の悩みについては、「住宅の契約や税金」だと正直に回答。また、最近ハマっているゲームや好きな野球チームについて話しながら目を輝かせる姿は、純粋さが残っていた。

ハン・ギジュンの率直で純粋と重なる部分があるユン・バクの姿は、ユン・バクだからこそハン・ギジュンの悪い点が相殺されたという点を思い知らされた。

ユン・バクの今後の活躍に期待が高まる。

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