BTS(防弾少年団)・Vの誕生日(12月30日)を記念して、ファンたちが好影響をもたらしている。
中国のとあるファンクラブは、2021年にVの本名を冠した「テヒョン希望小学校」の設立をはじめ、K-POPアイドルファンクラブ史上、歴代最大規模の社会貢献プロジェクトを展開。
中国福祉団体や韓国公益協会と連携して行ったプロジェクトには、美術教室を作り、美術道具などを後援するという内容や、山間部に住む高齢者らに対して防寒用品を寄付するといった内容が含まれている。
また、韓国のファンクラブもVの誕生日記念として、子どものための国際援助団体「セーブ・ザ・チルドレン」と連携し、低所得家庭の子どもたち向けのキャンペーンを展開した。1カ月ほどの期間で寄付された約435万ウォン(約43万円)は、コロナ禍で危機的状況にある家庭の子どもたちが、健康で安全な生活を送れるよう使われる予定だ。
ほかにも、韓国の公園「ソウルの森」維持のための寄付や捨て犬保護所への寄付など、多様な形で善行が行われている。
Vのファンダムは、様々な寄付活動を地道に続けることでアイドルの誕生日に行う寄付文化を定着させ、ファンダム文化を先導している。
◇V プロフィール
1995年12月30日生まれ。本名キム・テヒョン。2013年にBTSのメンバーとしてデビューし、グループ内ではサブボーカルを務める。“美少年”と呼ぶに相応しいビジュアルとのギャップを感じさせる低音ボイスが特徴で、ボーカルラインの中でも主に中低音パートを担当している。優れたビジュアルが世界的に評価されており、映画情報サイト『TC Candler』が発表する「世界で最もハンサムな顔100人」の上位にたびたびランクインしている。
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