結婚を望むソロ男女が集まって奮闘する韓国のリアルバラエティ『私はSOLO』シーズン4に出演した一般人ヨンチョル(仮名)が、悪い意味で話題になっている。
“フィギュア女王”キム・ヨナ、タレントのチャン・ドンミンに続き、G-DRAGONにまでタメ口でコメントを残し、親交があるかのように見せた。もちろん、2人は知り合いではない。
G-DRAGONは昨年12月20日、インスタグラムにタバコを喰えた写真を投稿した。これは世界的なストリートファッションウェブマガジン『HYPEBEAST』のショットだ。写真のG-DRAGONはタバコを口に、特有のカリスマ性を発揮している。
ところが、これを見たヨンチョルが再び“お節介”を発動した。彼はG-DRAGONの投稿に、「すばらしいジヨン(G-DRAGONの本名)。だがタバコを吸うのはちょっとどうだ。健康を考えて少しずつ吸って、やめるべきだ。クォン・ジヨン、ファイティング、最高」というコメントに親指の絵文字などを付け加えた。
これを見たファンらは、ヨンチョルに対する不快感をあらわにした。単純にタメ口を使ったという点はもちろん、ヨンチョルがまったく知り合いでもないG-DRAGONに対して、まるで仲が良いかのようにコメントをしていることが、話にならないという反応だ。
G-DRAGONファンの反応は、決して過剰とはいえないだろう。ヨンチョルは先立って、他の芸能人たちにもタメ口で親しいふりをしたり、口をはさんだりした実績があるからだ。
そもそもヨンチョルは『私はSOLO』の放送で、好感を見せた女性出演者チョンジャを過度に圧迫する態度を見せ、視聴者からの非難を浴びた。インスタグラムやYouTubeなどに、「私が一番嫌いな人はチョンスンだ。その次がチョンジャ」「ヨンジャ氏を最初から好きだったが、チョンジャが妨害した」などと発言し、論議の中心に立った。
番組放送後も、彼をめぐる批判は連日のように飛び交っている。ラッパーのイ・ヨンジに「ヨンジよ、オッパ(お兄さん)が出る時間に見てくれれば、サンキュー」とコメントをつけたかと思えば、チャン・ドンミンには「私はあなたのファンなのに、あなたも私を少し好きになってくれ。可愛い子、ドンミン。同い年だと言っておく」などと書き、見る者を困惑させた。
特に“フィギュア女王”キム・ヨナのSNSには、「太ったな、ヨナ」「孤独で憂鬱に見える」といったコメントを書き、ファンを怒らせた。それについてヨンチョルは「ファンで好きだから、年下であるし、それでただ気楽にそう話したのだ」と釈明し、「なぜそんなに私を悪く見るのか理解できない」と述べた。
デート番組に出演した一般人に過ぎない人物による、有名スターたちを利用した“関心集め”が激しくなっている。さらには個人SNSで自分を「国民ヴィラン(悪役)」と表現し、YouTubeチャンネルの広報まで行っている。
ここまで来ると、彼は非難と批判を楽しんでいるようだ。自分を特戦士707部隊出身だとし、「鋼鉄部隊」出身のチェ・ヨンジェとトロット歌手パク・クンをはじめ、有名人たちとの親交を誇示したヨンチョル。だが現実で特戦士出身の後輩らは、「掲示物で取り上げられた先輩たちが本当に不便だと、絡まれたくないという立場」とし、ヨンチョルに投稿の削除をお願いしたりしている。
他人に不快感を抱かせながら世間を騒がせているヨンチョルに、先はあるのだろうか。
(記事提供=OSEN)
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