ガールズグループIVE(アイヴ)のメンバーであるウォニョンが本格的な演技に初挑戦し、アイドルの枠を超えた多才な魅力を証明した。
制作会社Dolphiners Filmsの公式YouTubeチャンネルには12月21日、『シン・ウソクの都市童話|The Christmas Song Part.2』が公開された。
その動画でウォニョンは修道女役を演じ、これまでの華やかなアイドルイメージとはまったく異なる、素朴で清らかな魅力を披露した。
とりわけ涙の演技に対する好評が相次ぎ、彼女の隠された演技の才能に注目が集まっている。
ウォニョンの演技の中で最も深い印象を残した場面は、聖堂で子どもたちの合唱を聴きながら涙を流すシーンだ。
目元に浮かぶ涙と揺れるまなざしだけでキャラクターの内面を効果的に伝え、高い没入感を生み出した。過剰な演技に頼らず、抑制された感情表現で視聴者の心を動かした点が特徴だ。
本作は、ミュージックビデオを除けば、ウォニョンが公式に演技へ挑戦した初の作品という点で、より大きな意味を持つ。
俳優ビョン・ウソクやaespa・カリナなど各分野のトップスターたちと共演し、演技経験がほとんどないにもかかわらず、まったく違和感のない自然な演技を見せた。
ウォニョンは以前から演技への関心を公に示してきた。2023年にナ・ヨンソクPDのライブ配信に出演した際、「機会があればやってみたい」と目を輝かせて語り、ナPDも周囲のドラマ作家たちがIVEに注目していると述べていた。
実姉のチャン・ダアがすでに女優として活動している点も、ウォニョンの演技進出の可能性に重みを加えている。チャン・ダアは昨年、『ピラミッドゲーム』(TVING)でデビューし、その後、『かけがえのない私のスター』(ENA)でオム・ジョンファの過去役を演じ、熱演で演技力を認められた。
近年、アイドルの演技進出が活発になるなか、所属事務所の先輩グループである宇宙少女のキム・ジヨン(ボナ)、ウンソ、ルダらが女優として成功した転身を遂げた例もあり、ウォニョンの今後の歩みにも期待が集まっている。
華やかなビジュアルと優れた歌唱力を備え、今回の演技挑戦によって多才な魅力まで証明したウォニョン。今後の演技活動の行方に、業界とファンの関心が集中している。
◇ウォニョン プロフィール
2004年8月31日生まれ。韓国・ソウル出身。STARSHIPエンターテインメントで2年間のトレーニングを受け、2018年にMnetのオーディション番組『PRODUCE 48』に出演。同番組で最終順位1位に輝き、IZ*ONEのセンターとしてデビューした。優れた美貌と抜群のスタイルを誇り、デビュー当初は「奇跡の14歳」と話題を呼んだ。IZ*ONE解散後、2021年12月にIVEのメンバーとしてデビュー。身長は173cm。
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