日本では「Disney+(ディズニープラス)」で視聴可能な韓国ドラマ『スノードロップ』の“歴史歪曲”議論が激しくなるに伴い、第5話を繰り上げて特別編成することとなった。
『スノードロップ』を制作するJTBCは12月23日、「『スノードロップ』をめぐる論争が続いている。放送ドラマの特性上、一度にすべての内容を公開することができないため、序盤の展開から誤解が始まったようだ。これに対してJTBCは視聴者の懸念を払拭するため、放送を予定より繰り上げて特別編成にすることにした」と明らかにした。
12月24~26日の3日間に放送される『スノードロップ』第3~5話では、韓国に派遣された北朝鮮スパイのスホ(演者チョン・ヘイン)が韓国に現れた理由と、不当な権力の実体が明らかになり、序盤の設定との蓋然性が明らかになる予定だ。
JTBCは続いて「劇中で安企部(安全企画部、現在の国家情報院)は、南派のスパイを韓国に呼び入れる主体であることが明らかになり、本格的に南北首脳部がそれぞれ権力とカネを目的に談合する内容が始まる。また、彼らが秘密裏に繰り広げる作戦に巻き込まれる若者たちの話も展開される」と説明した。
そして「JTBCはコンテンツに対する多様な見解と意見を尊重する。視聴者の意見を聞くため、視聴者掲示板とポータルサイトのリアルタイムチャットで多様な声を聞いている」とし、「今回の特別編成も視聴者の懸念を解消するための選択だ。今後も送ってくださる意見を傾聴し、良いコンテンツを作るため最善を尽くす」と強調した。
今回の特別編成に先立ち、『スノードロップ』は歴史歪曲問題で放送中止の要求が30万を突破するなど、激しい批判に直面している。
前へ
次へ