韓国では今、ウェブトゥーンを原作とした映像コンテンツの制作が盛んに行われている。
12月14日、NAVERウェブトゥーンはウェブトゥーンIP基盤のOTT(オンライン動画配信サービス)コンテンツのラインナップを公開した。
まず、12月10日に韓国の動画配信サービス「TVING」で公開されたドラマ『ニート野郎』は、食べ物を媒介に20~30世代の悲しい現実を描いている。プレイリスト・スタジオとスタジオNが共同制作した本作には、ハ・ソクジン、コ・ウォンヒ、イム・ヒョンジュが出演。17日にはNAVER NOW & NAVER TVでも配信される。
そして2022年1月には、『内科パク院長』TVINGオリジナルで公開される予定だ。本作は、初めて開業する医者の笑えて悲しい現実を描いたメディカルコメディ。真の医者を夢見たが、今日も閑古鳥が鳴く診療室で医術と商売の間で悩むパク院長の赤字脱出生存期が、愉快な笑いと共感をプレゼントする。原作のウェブトゥーンは、今年10月にNAVERで初の正式連載を開始し、話題を呼んだ。
続いて『今、私たちの学校は』と『アンナスマナラ』(原題)は、2022年にNetflixシリーズとして制作される。
1月公開予定の『今、私たちの学校は』は、ゾンビウイルスが広がったある高校に孤立した人々と、彼らを助けようとする者の死闘を描く。『アンナスマナラ』は、あまりにも早く大人になった少女ユン・アイと、大人だが子供として残った魔術師リ・ウルの出会いを描いた。
ウェブトゥーン原作ドラマの続編も控えている。『ユミの細胞たち』(原題)は30代のOLユミの日常と恋愛を、脳内の細胞たちの視点で表現した作品だ。今年9月にTVINGで公開されたシーズン1の人気に支えられ、2022年上半期にシーズン2が公開されることとなった。
『放課後戦争活動』(原題)も、来年TVINGオリジナルで公開される。本作は、修学能力試験を控えた生徒たちが、加算点を得るため徴兵になって未確認物体と戦う話だ。
そのほかにも、ウェブトゥーン『モラルセンス』『猟犬』、ウェブ小説『キス・シックスセンス』(以上、原題)なども、OTTプラットフォームを通じて映像コンテンツとして公開される予定だ。
NAVERウェブトゥーンのIPビジネスチームリーダー、イ・ヒユン氏は「ウェブトゥーン原作の映像物が着実に良い成果を出し、様々な分野でNAVERウェブトゥーンのIPに注目している。来年もドラマ、映画、アニメーションなど、NAVERウェブトゥーン原作の様々な映像コンテンツを展開していく」と述べた。
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