韓国で「今年最も活躍した俳優」調査、2位は『イカゲーム』俳優&『海チャ』女優…意外な1位は?

2021年12月14日 話題

世論調査会社の韓国ギャラップが2021年11月5~28日に全国(済州除く)満13歳以上1700人に、「今年最も活躍した俳優」を2人まで聞いた結果(自由応答)、『海街チャチャチャ』で主演した俳優キム・ソンホ(7.8%)と女優シン・ミナ(7.3%)が1、2位となった。

【注目】キム・ソンホは悪くなかった?元恋人の“嘘”とは

韓国では8月から11月に放送された『海街チャチャチャ』は、2004年の映画『どこかで誰かに何かあれば間違いなく現れるMr.ホン』のリメイクドラマ。静かな海辺の景色を背景に、キム・ソンホはなんでもできる無職で街の解決士ホン班長(ホン・ドゥシク)に、シン・ミナは現実主義者の歯科医師ユン・ヘジンに変身して、自分たちの魅力を最大限に発揮した。

キム・ソンホは2009年に演劇『ニューボーイングボーイング』でデビューし、演劇界で俳優としての実力を積み重ね、2017年には『キム課長とソ理事』でドラマデビューを果たす。以降、『トゥー・カップス~ただいま恋が憑依中⁉~』などに出演。2020年のドラマ『スタートアップ: 夢の扉』に出演し、韓国だけでなく、日本でも人気を集めた。

シン・ミナは1998年に雑誌モデルとしてデビューし、映画、ドラマ、音楽など多方面で活動してきた。2010年のドラマ『僕の彼女は九尾狐』をはじめ、『オー・マイ・ビーナス』『明日、キミと』などに出演。数々のCMで見せる明るい笑顔と“えくぼ”は、彼女のトレードマークだ。

(写真提供=tvN)シン・ミナ(左)とキム・ソンホ

『イカゲーム』イ・ジョンジェが2位タイ

シン・ミナと並ぶ2位タイには、俳優イ・ジョンジェ(7.3%)が選ばれた。1993年のドラマ『恐竜先生』でデビューし、1995年のドラマ『砂時計』のペク・ジェヒ役としてブレイク。以降、ドラマよりも映画に力を入れる俳優だったが、今年はNetflixのドラマ『イカゲーム』で主人公ギフンを演じ、名実共にグローバルスターとなった。

イ・ジョンジェ

4位は、BTSのJINがOSTを歌ったことでも話題となったドラマ『智異山(チリサン)』で、久しぶりにテレビドラマ復帰した女優チョン・ジヒョン(5.5%)。5位は『今、別れの途中です』に出演中の女優ソン・ヘギョ(5.2%)だ。

チョン・ジヒョンは『星から来たあなた』に出演した2014年に、ソン・ヘギョは『太陽の末裔』に出演した2016年に、その年の最も活躍したタレント最上位圏に上がった。2人とも、その翌年には特別な出演作がなかったが、それでも順位圏に名前を上げるほど存在感が大きい女優たちだ。

ソン・ヘギョ(左)とチョン・ジヒョン

2020年から今年まで、2年にわたって3部作『ペントハウス』で渾身の演技を繰り広げた女優キム・ソヨンが6位(5.0%)、『One the Woman』で1人2役を消化した女優イ・ハニと、『賢い医師生活』の俳優チョ・ジョンソクが7位タイ(4.9%)、『黒い太陽』(原題)の俳優ナムグン・ミンが9位(4.5%)にランクイン。

そして、今年のドラマ出演作はないが、映画『ミナリ』でアカデミー助演女優賞に輝いたユン・ヨジョンと、『ヴィンチェンツォ』の俳優ソン・ジュンギが10位タイ(4.1%)となった。

(写真=SBS)『ペントハウス』のキム・ソヨン

上位11人以外で、1.0%以上の支持を集めた俳優、チェ・ミョンギル(3.7%)、チャ・ファヨン(3.0%)、コン・ユ、キム・ヨンオク(2.3%)、ヒョンビン、パク・ソジュン(1.9%)、コ・ドゥシム、キム・ユジョン(1.8%)、パク・ボゴム、イ・スンジェ(1.7%)、キム・ヘス、チュ・ジフン、ソン・イェジン(1.6%)、イ・ヨンエ(1.5%)、コ・ヒョンジョン、オム・ギジュン(1.4%)、ソ・イヒョン(1.3%)、チ・ヒョヌ、イ・ビョンホン、ソン・ドンイル(1.2%)、カン・ハヌル、キム・ヒエ、ハン・ソヒ、コン・ヒョジン(1.1%)、イ・ジア、ソヌ・ジェドク、パク・ウォンスク、チェ・ブルアム(1.0%)の計28人だ。

2021年の傾向は?

先立って発表された「今年の芸能タレント・コメディアン」ではユ・ジェソクが10年連続で1位、「スポーツ選手」ではソン・フンミンが5年連続1位となったが、俳優部門の1位は毎年のように変わってきた。

2007年から今年までの15年間のうち、コ・ヒョンジョン(2009、2010年)とソン・ジュンギ(2012、2017年)だけが1位を2回記録しただけで、その他はすべて違う人物が選ばれている。

また、2007年から2017年まで「今年の俳優」1位の出演作は、いずれも地上波ドラマだったが、2018年以降は非地上波ドラマが並んでいる。2018年のtvN『ミスター・シャンシャイン』、2019年のKBS2『椿の花咲く頃』、2020年のJTBC『夫婦の世界』、2021年のtvN『海街チャチャチャ』といった具合だ。

2017年は月間の「好きなテレビ番組」10位以内に入った非地上波ドラマが『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』だけだったが、2018年に9編に増え、2019年と2020年にもそれぞれ7編、今年(1~11月)も6編が入った。

『悪霊狩猟団:カウンターズ』(1月4位、OCN)、『哲仁王后』(2月2位、tvN)、『ヴィンチェンツォ』(4月3位、tvN)、『Mine』(6月4位、tvN)、『賢い医者生活シーズン2』(8~9月3位、tvN)、『海街チャチャチャ』(9月7位、tvN)の6作品だ。

これまではtvNのドラマが強かったが、『イカゲーム』のようにOTT企業が直接制作するウェブドラマも増えており、視聴者の目と耳をひきつける競争はさらに激しくなると見られる。

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