韓国版『花より男子』女優ク・ヘソン、「権威のない賞」と批判する画家らを“狙い撃ち”する持論展開

2021年12月13日 話題 #ク・ヘソン

韓国版『花より男子』の女優ク・ヘソンが、美術作家として活動中の歌手ソルビ(本名クォン・ジアン)の受賞と関連して持論を展開した。

ソルビが12月4日に「2021バルセロナ国際芸術賞」(PIAB21)で「グランド・アーティスト・アワード」を受賞したのだが、それについて現職の美術家たちが「権威がない賞」などと問題提起をしていたなかでの発言だ。

【注目】「カンヌ映画祭で受賞したような勘違い」ソルビが受賞した“賞”が議論に

ク・ヘソンは12月13日、SNSに「芸術をする人々が真の同伴者になることを願う」と書いた。彼女は「白いキャンパスの上に作家自身の中に住んでいる別の自分と向き合い、躊躇し、許し、また考察して新しい自分として跳躍するまでの没入過程は、生きているのと同じくらい苦痛なことだから」とし、「他の作家たちも、それを誰よりもよく知っていると思う」と述べた。

続けて「作家が自身の苦痛と歓喜の結晶体を世界の外に取り出したとき、その心を知ってくれることも芸術家たちの役割」とし、「私たちはみんな芸術家なので、真の同伴者になることを願う。私はその心を応援する」と付け加えた。

ク・へソン

先立ってソルビの受賞した賞について、“弘大(ホンデ)イ作家”として知られる現職美術作家イ・ギュウォンは12月9日、「グランド・アーティスト・アワードを受賞したというニュースに、0.5秒ほどカンヌ映画祭で受賞したような勘違いをした」「メディア誘導が度を超えた」「韓国アートフェアにも1000人を超えるアーティストが参加するが、ソルビが大賞を受けたイベントは60人ほどが参加する」「招待されたソルビが大賞を受けたのであれば、大賞が内定していたという疑惑」「審査委員にも権威が感じられない」などと発言をした。

ちなみにク・へソンも去る5月にイ・ギュウォンから酷評を受けたことがある。イ・ギュウォンは当時、ポッドキャストの番組でチョ・ヨンナム、ハ・ジョンウ、ク・ヘソン、ソルビなどの芸能人画家について言及し、「ク・ヘソンが美術作家もして映画監督もして文章の作家もしているが、少なくとも美術だけを見ると、何一つしっかりしたものがない」「弘大前にある趣味の美術学院受講生くらいの水準」と批判した。

それに対してク・へソンは、「降り注ぐ(?)応援ダイレクトメール、心から感謝します。弘大イ作家のおかげで、私の絵をもう一度ご紹介することができてうれしいですね」と“大人の対応”を見せて話題になったりした。

なおク・へソンは去る7月、韓国美術協会の広報大使となっている。

◇ク・ヘソン プロフィール

1984年11月9日生まれ。2002年のCM出演を機に芸能界デビュー。その後本格的に女優としての活動をはじめ、数々の作品を通じて愛くるしい魅力を披露した。特に、2009年に放送された『花より男子~Boys Over Flowers』(KBS)は日本でも大きな反響を呼んだ。その一方で、映画監督や画家、シンガーソングライターとしても活動。才能の尽きない女優として多方面に活躍している。書籍の執筆も手掛けており、2019年には韓国で自身の恋愛経験を基にした『涙はハートの形』(原題)を出版した。

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