Netflix人気作『地獄が呼んでいる』に主演した俳優ユ・アインが、12月3日に行われたオンラインインタビューで20代を振り返った。
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「もし20年後に死ぬという告知を受けたら、どんな人生を生きたと思うか」という質問に対し、ユ・アインは「告知を受けてはないが、20代をそんな感じで生きた」と笑った。
「(20代のときは)見栄を張ったりカッコつけている自分に酔っていて、30代半ばには死ぬと思って生きた。チョン・ジンスとは少し違ったが、自分を試し、挑戦し、実験しながら生きることができた。明日死んでも構わないほどだった。瞬時で放たれるエネルギーは、後がないような状態だった。チョン・ジンスを演じながらその頃を思い出した」
また、『地獄が呼んでいる』が「フィルモグラフィーにおいてどう記憶されたいか」という質問には「皆さんの自由に覚えてくだされば良い」とし、次のように語っている。
「『王の運命-歴史を変えた八日間-』や『ベテラン』のようなインパクトの強いキャラクターで大きな声援を浴びたが、一方では自分を閉じ込める作品でもあった。その後、違うことを試みながら可能性を見た。チョン・ジンスという強いエネルギーを持つキャラクターを演じながら、レベルアップをお見せしたかった。ナチュラルに自分の中に入ってエネルギーをコントロールする方法、それらをうまく溶け込ましたものが自分の中にあるはずで、実験的に投げるけど結果的には違う次元でユ・アインがその表現をしているんだなと考えていただければ嬉しい。個人的にはそういう試みができた作品、キャラクターだった」(了)
ユ・アインが主演した『地獄が呼んでいる』は、突如出現した地獄の使者たちに、人々が地獄行きを告げられる超自然的な現象から幕を開け、その混乱に乗じて復興した新興宗教団体「新真理会」と、不可解な事件の実体を明らかにしようとする人々が繰り広げる物語だ。Netflixで独占配信中。
(記事提供=OSEN)
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