中国版『シャーロック・ホームズ』と称され、本国で大きな人気を集めた映画『唐人街探偵 東京MISSION』が、11月11日に韓国で封切りを迎えた。
『唐人街探偵』シリーズは、2015年の『僕はチャイナタウンの名探偵』（原題）の人気に支えられて製作されたものだ。2018年に『唐人街探偵 NEW YORK MISSION』が公開され、今年2月には中国の春節に合わせて『唐人街探偵 東京MISSION』が公開された。
そしてシリーズ3作目の本作は、偵業を営むタン・レン（演者：ワン・バオチャン）と、彼の甥で推理小説マニアのチン・フォン（演者：リウ・ハオラン）のコンビが、日本の探偵・野田昊（演者：妻夫木聡）から依頼された難事件を解決するため、東京で奮闘する物語だ。妻夫木聡を筆頭に、長澤まさみ、染谷将太、鈴木保奈美、奥田瑛二、浅野忠信、三浦友和といった、日本のトップ俳優が出演していることでも話題となった。
また、劇中で鋭い推理力を披露するチン・フォンは、“中国のパク・ボゴム”と呼ばれるリウ・ハオランが演じている。甘いマスクと優れた演技力で人気を集めている彼は、本シリーズ以外にも数々のドラマでの活躍で、韓国にもファンが多い人物だ。
１と２で確実にファン層を確保した本作は、韓国公開に先立って2月に中国で公開された際、初日に10億元（約180億円）の興行収入を叩き出した。これは中国ボックスオフィス史上歴代最短期間での10億元突破記録だ。その後、7月に日本でも公開され、豪華俳優陣と特大スケールで人気を博した。
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