BTS(防弾少年団)の音楽授賞式「2021 American Music Awards」(以下、2021 AMA)出席が決定し、世界中からの熱い反応が寄せられている。
2017年、2020年に続いて、今年もアメリカ3大音楽授賞式にパフォーマーとして出演するBTS。映像で参加した昨年とは異なり、今年は現地で行われる授賞式のステージに上がる予定ということもあり、ファンの期待はより大きいようだ。
2021 AMAは11月8日(米現地時間)、公式ホームページやSNSに、BTSをはじめとした今年の授賞式のパフォーマー1次ラインナップを発表した。BTSはオリヴィア・ロドリゴ、バッド・バニーらとともに、2021年を輝かせた最高のアーティストとしてリストに名を連ねている。
2021 AMAは公式ホームページで、「“21世紀のポップアイコン”であり、これまでAMAで計6つの賞を受賞したBTSが、ミーガン・ジー・スタリオンと初めて『Butter』を一緒にパフォーマンスする」と発表した。
続いて「BTSは韓国で2020 AMAの公演を行ったことがあり、今年はAMA最大の栄誉のアーティスト・オブ・ザ・イヤー部門の主要候補として挙げられ、注目されている」と紹介している。
BTSがAMAで受賞したのは2018年からだ。当時「フェイバリット・ソーシャル・アーティスト」賞を受賞して以来、BTSは4年連続でAMA有力受賞候補者に数えられていた。
そして2019年には、「フェイバリット・ソーシャル・アーティスト」「ポップロックジャンル・フェイバリット・デュオグループ」「ツアー・オブ・ザ・イヤー」の3部門でトロフィーを獲得し、2020年には「ポップロックジャンル・フェイバリット・デュオグループ」「フェイバリット・ソーシャル・アーティスト」部門で受賞した。
今年は初めて「フェイバリット・ポップ・ソング/『Butter』」と「アメリカン・ミュージック・アワード」の大賞にあたる、「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」部門にもノミネートされたことで、より注目を集めている。
BTSがAMAで初めて受賞したのは2018年だが、パフォーマーとして授賞式に出席したのはそれよりも前の2017年からだ。
BTSは2017 AMAに招待され、K-POP歌手としては初めて授賞式の舞台に上がり『DNA』を熱唱した。当時、世界的な授賞式の舞台にもかかわらず、パワフルなダンスで世界中の音楽ファンを虜にしたBTSは、K-POPの存在感を高めると同時に、世界が注目するアーティストへの階段を踏み出した。
2020年には、新型コロナの影響でアメリカ行きが難しくなったことを受け、映像を通じてニューアルバム『BE』のリード曲『Life Goes On』のステージをAMAで初公開した。
今年、新曲をリリースする度に米ビルボードのメインシングルチャート「ホット100」で首位に立ち、スペシャルな活躍を見せてきたBTSが、より一層成長した姿でAMAを再訪し、どのようなパフォーマンスを披露するのかに期待が高まっている。
2021 AMAは、11月21日20時から米ロサンゼルスのマイクロソフトシアターで開催される。カーディ・ビーがホストを務め、米ABCで生中継される予定だ。
前へ
次へ