女優イ・ヨンエのドラマ復帰作『調査官ク・ギョンイ』(JTBC)が、韓国のNetflixでランキング首位となり、本格的なヒットを予告している。
11月8日、Netflixの韓国TOP10コンテンツでは、『調査官ク・ギョンイ』が1位に上がった。前日11月7日まで『調査官ク・ギョンイ』は6位だったが、一日で一気に首位まで上り詰める上昇傾向を見せたのだ。
最近は、『イカゲーム』『マイネーム:偽りと復讐』といったNetflixオリジナルコンテンツが韓国TOP10上位圏を掌握していた。そのなかで『調査官ク・ギョンイ』がオリジナル作品を抜いてトップに立ったことは注目に値する。
同日、Netflixの韓国TOP10では、『調査官ク・ギョンイ』に続いて、『マイネーム』が2位、米アニメ『アーケイン』が3位、KBSのドラマ『恋慕』が4位、『イカゲーム』が5位、映画『声もなく』が6位、JTBCのドラマ『あなたに似た人』が7位、tvNのドラマ『海街チャチャチャ』が8位、JTBCバラエティ番組『知ってるお兄さん』が9位、映画『アーミー・オブ・シーブズ』が10位に名前を上げた。
『調査官ク・ギョンイ』がNetflixで好調を見せているのは、韓国ランキングだけではない。先立って『調査官ク・ギョンイ』は公開直後、NetflixグローバルTOP10で18位に上がった。同時期のNetflixグローバルランキングでは『イカゲーム』が1位、『マイネーム』が7位を記録していた。『調査官ク・ギョンイ』はNetflixオリジナルではない作品でも、同プラットフォームでヒットする可能性を示した。さらにグローバルコンテンツ市場における、広範な韓国コンテンツの可能性を見せた。
グローバルランキングでの好調と関心が、韓国国内に逆輸入された状況ともいえる。“韓流スター”イ・ヨンエのドラマ復帰作という期待のなかで、海外ファンから始まった反応が放送2週目を過ぎて韓国ファンの関心を集めたようだ。
『調査官ク・ギョンイ』は、警察出身の保険調査官ク・ギョンイ(演者イ・ヨンエ)が、事故と偽装された謎の連続殺人事件を暴く物語。イ・ヨンエが2017年に放送されたドラマ『師任堂(サイムダン)、色の日記』以来、4年ぶりに選択した作品だ。
ドラマは最近、ク・ギョンイとケイ(演者キム・ヘジュン)の本格的な追跡レースが始まった。第1話こそ視聴率2.6%と残念な出発だったが、回を重ねるごとに注目度が増しているだけに、今後の上昇が期待される。
(記事提供=OSEN)
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