韓国の新オーディション番組『放課後のときめき』の前日譚となる『登校前のためらい』(すべて原題)で、アイドル練習生たちのメンタルをケアする精神科医のオ・ウニョン博士が好評を博している。
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オ・ウニョン博士は番組の中で10代、20代の練習生たちが一歩成長できるように手助けしている。練習生たちが成長の痛みを経験するたびに、博士ならではの方法で練習生たちが自分自身を愛し、元気を出すように励ました。
練習生たちは才能を持つ人と競争する中、人と比べながら落ち込むなどの問題で苦しんだりした。
そこでオ・ウニョン博士は「最善を尽くしてみよう」「最後まで粘ってみるんだ」という応援で彼女たちの自尊心の回復を支持した。しかも単なる応援にとどまらず、「凛々しすぎる必要はないよ」「決めるのは、君のための選択でなければならない」など、自分の感情を自分が最もよく理解し、共感する態度がどれほど重要かを自ら示した。これはアイドル練習生のみならず、思春期の青少年たちが持つべき態度についてのメッセージでもあった。
しかも、親のことを気にして自分の悩みを言えない練習生たちも多数ある中、オ・ウニョン博士は彼女たちの“母親”を買って出た。
親だからといって子供をすべて理解するわけではなく、子供だからといって親にすべてを打ち明けるわけではないように、親と子供の間に存在する多くの悩みを、練習生とオ・ウニョン博士が見せている。
単なるアイドル練習生たちの悩みに加え、アイドル練習生と親の葛藤まで描かれるため、多くの視聴者がより深くオーディション過程を楽しめることがこの番組の強みだ。
オ・ウニョン博士が出演する『オ・ウニョン博士の登校前のためらい』は現在、NAVERのNOW.で毎週火・金曜日19時に配信中。韓国MBCでは10月31日に放送開始となる。本編の『放課後のときめき』は、来る11月28日から放送スタート。
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