『ヴェノム2』『007』『エターナルズ』『DUNE』、韓国劇場街では大作洋画続々

2021年10月24日 映画

寒さが本格化してきた韓国では、映画館を訪れる人が増えている。

秋夕(チュソク、旧盆)シーズンまでは『ボイス』『奇跡』(以上、原題)など、韓国映画が相次いで公開されていたが、10月は海外の大作が目立っている。

まず10月13日に公開された『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』は、3年ぶりに新シリーズで劇場を訪れた。トム・ハーディーのアクションが好評だが、ストーリーテリングにおいては残念だという声もある。とは言え固定ファンが多い作品だけに、観客動員は126万人(10月21日午前時点)を突破している。

そしてダニエル・クレイグのラストミッションとなる『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』も観客動員100万人突破は無難に成し遂げた。特に30~60代の幅広い層が、『007』の思い出を思い浮かべながら映画館を訪れた。

【話題】『パラサイト』『キム秘書』など出演の豪華キャストが集結!

(写真=ソニー・ピクチャーズ、ワーナー・ブラザーズ・コリア、ユニバーサル・ピクチャーズ)

さらに10月20日に公開された『DUNE/デューン 砂の惑星』『最後の決闘裁判』もラインナップに合流。韓国でも人気のティモシー・シャラメが主演を務める『DUNE』は、有名同名小説が原作のSF大作だ。原作があるだけに好き嫌いが別れるが、圧倒的な映像美で好評を得ており、公開初日には6万1331人を動員してボックスオフィスで1位に。『最後の決闘裁判』もボックスオフィスで4位となっている。

また11月も大作が公開を控えている。韓国が誇る剛腕俳優マ・ドンソク初のハリウッド出演作『エターナルズ』が、いよいよ11月3日に公開を迎える。『エターナルズ』は公開に先駆け、22日のマ・ドンソクのテレビ懇談会を皮切りに、メディア試写会などを行い、韓国の観客と相まみえる準備をしている。

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集