世界的ブームを巻き起こしているNetflixオリジナルシリーズ『イカゲーム』に類似した中国バラエティ番組が登場し、盗作疑惑が浮上している。
10月20日、中国のオンライン動画配信サービス「Youku」は、2022年公開予定の新作番組発表会を行い、さまざまな新作ドラマやバラエティ番組を紹介した。
その中でもバラエティ番組『イカの勝利』(原題)が、『イカゲーム』を想起させるポスターとなっていたため問題となっている。
Youkuによると『イカの勝利』は子ども時代に遊んだゲームに挑戦する番組で、タイトルはもちろんポスターデザインにも『イカゲーム』のアイコニックな丸、三角、四角が使われ、盗作疑惑が持たれている。
中国のネットユーザーも、「盗作は確かだ」「恥ずかしくもないのか」と制作会社に非難の声を浴びせている状況だ。
同日、議論が深まるとYouku側は公式SNSを通じて、「作業上のミスで、すでに廃棄された新バラエティ『ゲームの勝利』(原題)の草案が発表会で使用された。皆さんに誤解を招いてしまい、心から申し訳ない。その後、チェックプロセスを強化し、良い番組を作るために努力したい」と釈明。併せて公開された、番組名を『イカの勝利』から『ゲームの勝利』に修正した新ポスターも注目を集めた。
中国では今回の盗作疑惑前にも、『イカゲーム』の不法ダウンロードおよび違法コンテンツ流通問題が深刻化していた。
(記事提供=OSEN)
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