9月15日、Netflixオリジナルシリーズ『イカゲーム』のオンライン制作発表会が開かれ、出演俳優のイ・ジョンジェ、パク・ヘス、ウィ・ハジュン、チョン・ホヨン、ホ・ソンテと、ファン・ドンヒョク監督が出席した。
【場面写真】人生崖っぷちで“命がけのゲーム”。Netflix新作『イカゲーム』
同作は賞金456億ウォン(約45億円)がかかった謎のサバイバルゲームに参加した人々が、勝者を目指して、命をかけた極限のゲームに挑む物語。ファン監督は「イカゲーム」というタイトルについて「子どもの頃に最も激しくやっていたゲームだった。今の競争社会を象徴しているような気がして、イカゲームに決めた」と説明した。
主演のイ・ジョンジェは、出演を決めた理由について「ファン監督と一緒に作品がやりたかった。台本にあらゆる状況と感情がうまく溶け込んでいて、これは本当に面白いと思った。撮影スタジオに行く日はワクワクして、楽しかった」と明かしている。
パク・ヘスも「台本が魅力的に感じた。極限の状況の中にいる人間群像が魅力ポイントだった」とコメント。ウィ・ハジュンは「台本があまりにも新鮮で、思い出のゲームが衝撃的に変わって驚いた。素晴らしい方々が集まった作品なので僕も参加したいという願望があったが、運よく選ばれて光栄だ」と話した。
イ・ジョンジェは劇中、ポジティブな男・ギフンに扮する。
「ギフンは楽観的だが、悩みが多い。病気の母親と一緒に暮らしているので、多額の賞金を目当てにゲームに参加することになる。ゲーム会場で出会った人たちとも打ち解けたりする。変身といえるほどではないが、自分の姿を見て爆笑した。今までの自分の姿を忘れてしまうほどだった」
そんなギフンとゲーム会場で再会する幼馴染の弟分・サンウ役はパク・ヘスが演じる。彼は「名問題出身で会社でも出世コースを踏んでいたが、誤った選択で窮地に立たされ、最後の手段であるイカゲームに参加する男だ」と紹介した。
ファン監督はサンウとギフンについて「幼少時代を一緒に過ごしながら記憶を共有し、成長とともに違う記憶を共有した彼らがジャージを着てゲーム会場で再会する」とし、「人間は生きながら違う方向を選ぶことができるが、競争社会の中ではみんなが弱者でしかない。そういう思いで制作に臨んだ」と述べた。
「実際にイカゲームが存在すれば参加するか」という質問に対し、イ・ジョンジェとパク・ヘスは「ノー」と回答。パク・ヘスは「今は感謝すべきことがとても多いので、命をかけたくない」と付け加えた。
Netflixオリジナルシリーズ『イカゲーム』は、来る9月17日から190カ国で配信開始。
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