Netflixの新作オリジナルシリーズ『イカゲーム』のスチール写真が公開された。
本作は、賞金456億ウォン(約45億円)がかかった謎のサバイバルゲームに参加した人々が、勝者を目指して、命をかけた極限のゲームに挑む物語。俳優イ・ジョンジェ、パク・ヘスをはじめとした豪華俳優陣が出演する。
新しく公開されたスチール写真では、親しみやすい格好をしているイ・ジョンジェの姿が目を引く。
『10人の泥棒たち』『神と共に』シリーズ、『ただ悪から救ってください』など、時代やジャンルに囚われず演技力と話題性を証明してきたイ・ジョンジェ。Netflixオリジナルシリーズ初出演となる『イカゲーム』では、リストラで絶望に陥った時、高額の賞金につられて謎のサバイバルゲームに参加するギフン役を演じる。
彼が「今まで経験したことのないキャラクターだった」というギフンは事業の失敗と離婚、闇金、賭博の末にゲームに参加するが、厳しい状況の中でも希望と人間らしさを失わない人物。イ・ジョンジェは「明るい見た目と、人生の苦しみを抱えた内面を同時に表現しようとした」という。
生き残るために他人を害さなければならない状況がもたらす混乱と、生きるためのもがきまで。ファン・ドンヒョク監督はラウンドを重ねるたびに動揺・葛藤し、変化するギフンを通じて「親近感がわくイ・ジョンジェの新しい一面を見せたかった」と話している。
『ペルソナ -仮面の下の素顔-』や『刑務所のルールブック』に続いてNetflix作品に3度目の出演となるパク・ヘスは、ギフン(演者イ・ジョンジェ)の幼馴染の弟分・サンウ役に扮する。会社の資金を私的に流用したことで窮地に立たされ、ゲームの参加を決心。そこでギフンと再会するキャラクターだ。
ギフンと違って冷静な判断力でどんな状況でも戦略的なプレイを見せるサンウは、ゲームが進むにつれて欲望を露わにし、ストーリーに緊張感をもたらす予定だ。
スチール写真の中でも、他の参加者らと違って1人だけ立ち上がっている姿が、彼の性格を伺わせる。ファン監督は「パク・ヘスの顔は善と悪、どっちにも偏らない妙な魅力がある。最もドラマチックに変化する人物を誰よりも説得力を持って描けると思った」と伝え、彼の演技に期待感を高めた。
ファン監督が「1つの根っこと思い出を共有した二卵性双生児のような姿であってほしかった」というギフンとサンウ。最もピュアだった時代を共に過ごした2人は、違う人生を送る中で再会する。そんな2人はお互いを信じることができるか。また、2人とも生き残ることができるか。ストーリーが展開されるにつれ、2人の選択と人生に引き込まれるはずだ。
Netflixオリジナルシリーズ『イカゲーム』は、来る9月17日から190カ国で配信開始。
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