中国の「K-POP応援NO!」方案、韓国音楽チャートが元EXOの“性的暴行”などを持ち出し反論

2021年09月11日 話題

韓国の音楽チャート「ガオンチャート」が、8月27日に中国共産党が発表した「無秩序なファン層に対する管理強化」方案について立場を明らかにした。

「無秩序なファン層に対する管理強化」は計10の内容で構成されており、未成年者が芸能人の応援のために支出することを禁じ、ファンクラブ間のトラブルを防ぐという趣旨で作られた。

これについてガオンチャートは、「このような中国政府の行動は“社会主義体制を強固にしようとする意図”という観点が多いが、中国のオーディション番組(『中国好声』)のためにQRコードがプリントされている牛乳を大量廃棄した事件、中国人アイドルのウー・イーファン(元EXOクリス)の性的暴行事件、芸能人の脱税など中国全域を衝撃に追い込んだ事件が最近多く発生したため、これらの事件が名分になって規制をするようになったようだ」と明らかにしている。

【衝撃写真】強姦罪で逮捕の元EXOクリス、留置所生活を中国メディア公開

(写真=ガオンチャート)

続いて「もちろんK-POPの地位が高くなることで発生するファンダムの長所と本来の機能が全世界に広まったりもする。しかしファンクラブ間の過度な競争や、アーティスト応援のための過度な支出など暗部も存在するため、望ましいファンクラブ文化を世界に知らせるためには、スター、ファンクラブ、そして芸能事務所が真剣に考えなければならない」と付け加えた。

なおガオンチャートは、音楽チャートが与える産業統計的目的や、音楽史の記録という側面での強みを活かす政策、望ましいファンクラブ文化に向けた環境作りなど、K-POPのグローバル化に向けて、業界やファンクラブの意見を聞き入れていく予定だという。

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