俳優チョン・ヘインが、Netflixシリーズ『D.P.―脱走兵追跡官―』で新境地を開いた。
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甘く優しい演技で“ロマンス職人”や“国民の年下彼氏”という枕詞が付けられていたチョン・ヘインだけに、今回の軍人役は公開前から多くの注目を集めた。
彼は期待に応えるようにボクサーのような筋肉質の体と日焼けによる肌トーンの変化など、ビジュアル的要素だけではなく、トレードマークだった優しい雰囲気を打ち消すようなカリスマ性あふれる目つきで、これまでとは違う姿を披露した。
チョン・ヘインはインタビューで、「今回の役がこれまでで一番難しかった」と明かしたことがある。二等兵という設定のため、表現の仕方に制限があったにも関わらず、限られた中でのリアクションで相手役の演技に応じた。
さらに、若者ならではの彷徨いや、家族から受けた心の傷に少しずつ気付きながら変化していくジュンホの心情を目つきや表情で繊細に表現した。このような彼の演技は、軍隊や軍人という設定にリアルティを加え、“ハイパーリアリズムドラマ”という評価に貢献している。
Netflixシリーズ『D.P.―脱走兵追跡官―』で新境地を開いたチョン・ヘイン。俳優としての今後の活躍にも注目が集まっている。
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