Netflixドラマ『D.P.-脱走兵追跡官-』が放送禁止の危機?コンビニでのワンシーンが問題に

2021年09月07日 話題

Netflixで配信され、日本でも注目を集めているドラマ『D.P.-脱走兵追跡官-』がピンチを迎えている。作品にコンビニでのひとコマが描かれているのだが、そのコンビニブランドが放送禁止をめぐる法的対応を検討しているというのだ。

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9月7日の韓国メディア『国民日報』によると、セブンイレブンを運営するロッテグループの系列会社コリア・セブンは9月6日、韓国国内の大型法律事務所にドラマ『D.P.』の放送禁止仮処分申請を検討するように依頼したという。

コリア・セブンが明示した放送禁止可処分の被申請人は、ドラマ制作会社であるclimax studioとNetflixが含まれた。

問題のシーンは、『D.P.』第5話の一場面。除隊したファン・ジャンス(演者シン・スンホ)がアルバイトするセブンイレブンで、店主とやり取りするのだが、そこで賞味期限が近い商品をファン・ジャンスが片付けようとすると、店主が「赤字が出たらお前が払うのか?」といって元に戻すシーンが登場する。悪徳なコンビニ店主が描かれているわけだ。

(写真=Netflix)

コリア・セブン側は同メディアに、「事前撮影許可をしたのは陳列台を整理するシーンだけ撮影し、否定的な内容が込められないと合意したから」とし、「該当シーンによって自社ブランドや店主への被害が予想される」と法的措置を検討するに至った背景を説明した。同時に制作会社に該当シーンに対する修正や編集も要請したそうだ。

ドラマ制作会社側は「修正や編集に応じる計画はないが、内部的に議論中」と伝えた。

人気俳優チョン・ヘインが出演し、兵役中の脱走兵を追撃する内容を扱ったNetflixドラマの『D.P.』は、8月27日に公開されると注目を集め、日本でも人気ランキングTOP10に入るなど話題を集めている。

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