2021年夏に公開された3本の韓国映画が熱い!コロナにも負けないその勢いとは

2021年08月19日 映画 #韓国映画

韓国で今年の夏に公開された映画3作品が、興行収入で上位に入った。新型コロナウイルス感染拡大によって例年に比べて良くない成績ではあるが、映画の完成度が認められたことで、観客たちから好評を受けている。

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本日(8月19日)発表された映画復興委員会の映画館入場券統合電算網の集計を見ると、18日に公開された映画『人質』(原題)が上映初日に9万7226人を記録し、日別興行収入で1位を占めた。累計動員数は10万4239人だ。

左から『人質』、『シンクホール』、『モガディシュ』

『人質』は、人気スターのファン・ジョンミンが拉致されるストーリーを描いたアクションスリラー。俳優ファン・ジョンミン自ら“トップ俳優ファン・ジョンミン”を演じ、彼の飛び抜けた演技力がリアリティさを際立たせ、緊張と迫力溢れる物語と生き生きとしたリアルなアクションが、観る人の楽しさを倍増させた。

また、キム・ジェボム、イ・ユミ、リュ・ギョンス、チョン・ジェウォン、イ・ギュウォン、イ・ホジョンなどの俳優6人が、ファン・ジョンミンに立ち向かう抜群の演技を披露している。

(写真=NEW)『人質』

去る8月11日に公開された『シンクホール』(原題)は、18日に観客動員数5万9334人を記録し、日別興行収入で2位にランクインした。累計動員数は128万653人だ。

『シンクホール』は、11年ぶりに購入したマイホームが地下500メートルのシンクホールに落ちたことで起きる災害パニック物語。災難によって緊迫した状況とコミカルなキャラクターたちが調和して笑いを誘い、チャ・スンウォン、キム・ソンギュン、イ・グァンス、キム・ヘジュン、キム・ジェファ、ナム・ダルムなど、予想もできなかった俳優陣が織りなす物語だ。

(写真=ショーボックス)『シンクホール』

去る7月28日に公開された『モガディシュ』(原題)は、累計動員数252万4355人を記録し、韓国で海外作品含め今年公開された映画で2位となった。1位を記録したMARVEL映画『ブラック・ウィドウ』が立てた295万617人という記録を突破できるかに注目が集まっている。

『モガディシュ』は18日、観客動員数3万5897人を記録し、日別興行収入で3位に入った。今年の韓国映画で最高の興行収入作になっただけに、作品賞や監督賞、俳優賞などが期待できる。

今夏の映画の興行成績は、下半期に公開を控えた映画の記録にも影響を及ぼすため重要視されている。コロナの状況が昨年よりも深刻になった今年、3本の作品がどのような記録を残すのか関心が高まっている。

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