南陽（ナミャン）乳業の創業者の孫娘ファン・ハナが4月4日、麻薬投薬容疑で警察に逮捕され、京畿南部地方警察庁麻薬捜査隊に押送された。
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同日午後2時49分頃、ファン・ハナはカーキ色のロングスカートに、オレンジ色のパーカーを着て、白いマスクと黒の帽子で顔を隠したまま護送車から降り、京畿南部地方警察庁の調査室に入った。
手首には手錠を隠すための白色の布が巻かれており、両側の婦人警官から腕を抱えられた状態で移動した。
「麻薬容疑を認めるか」「麻薬はどこから手に入れたのか」「“お父さん”や“ベストフレンド”と呼ぶ警察庁長官とは誰か」といった取材陣に質問に、ファン・ハナは何も答えなかった。
先立って警察は同日、ファン・ハナを京畿道城南市盆唐ソウル大病院で逮捕した。警察は昨年10月にファン・ハナが麻薬を投薬したという情報を確保し、捜査を進めていた。ファン・ハナを逮捕する必要があると判断し、逮捕状を執行した。
その情報には、ソウル鍾路警察署が捜査して不起訴意見で検察に送致したファン・ハナが、過去にヒロポンを投薬していたという疑惑はもちろん、他の麻薬関連の疑いも含まれているとされている。
ファン・ハナは2015年9月、江南の某所でA氏にヒロポン0.5gを渡して一緒に投薬した容疑で、鍾路警察署の捜査を受けた。鍾路警察署は当時、証拠がないという理由で、2017年6月にファン・ハナを検察に不起訴意見で送致し、彼女はその後、嫌疑なしとなった。
ファン・ハナはインスタグラムで芸能人との関係を誇示するなど、SNS活動を活発にする有名人だ。JYJパク・ユチョンの元婚約者として、広く知られている。
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