学生時代のいじめや暴力疑惑で騒動を起こした(G)I-DLEのメンバー、スジンが最終的にグループを脱退することになった。
【注目】スジンの釈明「私は学生時代、いつも悪い噂がついて回った」
所属事務所CUBEエンターテインメントは去る8月14日夜、公式立場を発表し、「ソ・スジンのグループ脱退を決定した」と伝えた。
公式立場では「ソ・スジンと関連した騒動で心配をおかけした点、頭を下げて謝罪する」「今後(G)I-DLEは5人体制で活動を続ける予定で、当社は(G)I-DLEがさらに成熟した音楽とステージをお見せできるように、変わらない支援と最善の努力を尽くします」と述べられたが、いじめ疑惑について具体的に触れることはなかった。
これが今年2月に浮上し、それから6カ月近く続いたスジンの疑惑の結末だ。
先立って2月、とあるオンラインコミュニティには「(G)I-DLEスジンの“校内暴力”をいよいよ暴露するときだ。すべての人々が知っておくべきだ。私も加害者1人を除いて、他のメンバーには申し訳ないと思うが、私の妹が受けた時間をこれ以上、知らないふりはできないようだ」との暴露文が投稿された。
投稿者は「トイレに私の妹とその友人を呼んで、お互いの頬を殴らせ、私の妹はいじめだとメッセージを送ったりした。現在、テレビでのイメージがとても嫌だ。私の妹は一日のどこかで(G)I-DLEの歌を聞くだけでも、大変な思いをしている」と主張した。
疑惑が浮上した(G)I-DLEのスジンは、「私は学生時代、目立つ子で、いつも悪い噂がついて回ったのも事実だ」としながらも疑惑を否定。所属事務所のCUBEエンターテインメントを通じても「記憶になく、事実にもない」として、疑惑を否定してきた。
しかし波紋は広がり続け、CUBEエンターテインメントは3月4日、「スジンはすべての活動を中断し、(G)I-DLEはしばらく5人体制で活動を続ける」と発表。それでもファンからは、「いじめ疑惑に対する明確な事実関係の調査を履行し、スジンを脱退させよう」という意見も出ていた。
また3月に入ってスジンはいじめの被害を主張する人物と直接会ったが、「思い出せないことを謝罪しろと言われても私も困る。私は思い出せない」と話したとされる。
そんななか4月19日には、スジンを除外した5人体制で(G)I-DLEが新曲を発売され、真相についてはうやむやとなった。
そして今回、スジンの脱退が正式に発表されただけに、現在も不満を持つファンは少なくない。すべての疑惑を否定しながら、疑惑のメンバーを脱退させて問題解決を図ろうとしているようにも見えるからだ。
2018年5月にデビューした(G)I-DLEは、韓国人メンバーであるミヨン、ソヨン、スジンと、ウギ(中国)、シュファ(台湾)、ミンニ(タイ)の6人組のガールズグループ。『LATATA』『DUMDi DUMDi』『LION』などのヒット曲で知られる。
スジンが脱退し、今後5人組で活動していくということだが、今回の騒動の余波は続く可能性が否めない。
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