所属事務所と紛争中の元Wanna Oneカン・ダニエルが、法定代理人を通じて立場を明らかにした。
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カン・ダニエルの法務代理を受け持つ法務法人ユルチョン側は4月3日、「真実は法廷で明らかになるでしょう。なによりも仮処分審問期日である4月5日が近づいていて、その過程で事実関係が詳細に明かされる。現在の時点で、相手の主張にいちいち対応するのは望ましくないと思います」と伝えた。
さらに「今回の仮処分申請の核心は、“カン・ダニエルの同意なしに専属契約上の権利を売り渡したかどうか”であり、この部分については事実であることが明らかだと見ます」と続け、「自分の問題が法廷にまで発展してしまったことも残念ですが、カン・ダニエルさんはこのような不毛な議論が増幅することが非常に残念で、ファンの皆さんに申し訳ないと思っています」とカン・ダニエルの心境を代弁した。
カン・ダニエルは現在所属事務所のLMエンターテインメントと契約内容による議論を繰り広げており、去る3月21日にはLMエンターテインメントを相手に「専属契約の効力停止仮処分申請」を行った。
これに対して韓国メディア『ディスパッチ』は、今回の紛争の背景に“香港のソル氏”の存在があるのではないかと指摘した。ソル氏は韓流スターの行事やファンミーティングなどの代行業務を香港で行っているという女性エージェントだ。彼女が今回の騒動の元凶であるかは定かではないが、少なからず影響を与えているのではとの憶測は絶えず飛び交っている。
カン・ダニエルが提出した専属契約効力停止仮処分の審問期日は4月5日午後2時。ソウル中央地方裁判所で開かれる予定だ。
以下、法務法人ユルチョンが発表した立場全文
真実は法廷で明らかになるでしょう。
なによりも仮処分審問期日である4月5日が近づいていて、その過程で事実関係が詳細に明かされるため、現在の時点で相手の主張にいちいち対応するのは望ましくないと思います。
今回の仮処分申請の核心は、カン・ダニエルの事前同意なしに専属契約上の権利を第三者に有償で譲渡したかどうかであり、この部分については事実が明らかなものと見ます。
問題が法廷にまで移ったのも残念ですが、カン・ダニエルさんは不必要な議論が増幅することに対してとても残念で、ファンの皆さんに申し訳ないと思っています。
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