韓国のコメディアン夫婦、キム・ウォンヒョとシム・ジンファが、韓国の人気飲食店「魔女キムパ」で起きた食中毒事件について、「私たちも魔女キムパをともにする者として、心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。
8月6日午後、キム・ウォンヒョ、シム・ジンファ夫妻は、それぞれのインスタグラムに、「一部では特定の店舗との関係について囁かれていますが、今は被害者たちの快方が先です」という謝罪文を掲載。
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そして「もう一度、被害を受けたすべての方々の快方を祈っています」とし、「もしかしたら当店の公式的な行動(謝罪)によって、他店の店主たちが被害を受けるのではないかと思い、かなり慎重になりました。謝罪が遅くなり申し訳ありません」と、葛藤も吐露した。
この夫婦は魔女キムパの支店を経営している。先立って8月5日、京畿道城南市(キョンギド・ソンナムシ)と、盆唐区(ブンダング)にある魔女キムパの支店2カ所で、集団食中毒が発生したことについて、他店ではあるものの、同じグループの一員として、公式に謝罪したのだ。
魔女キムパ側もSNSなどを通じて、「盆唐地域の食中毒事件で、とても大きな苦痛と被害を及ぼした点について、頭を下げてお詫びする」とし、「私たちのキムパのせいで治療中の患者と、予期せぬ被害を経験された方々にお詫びする。結果が出次第、処分を甘んじて受け入れる」と述べた。
城南市によると、7月29日から8月5日にかけて、該当する魔女キムパの2店舗で食事をした顧客199人余りが、腹痛、高熱、下痢などの食中毒症状を見せていたことがわかった。
そして京仁(キョンイン)地方食品医薬品安全庁が、患者に対して迅速な検査を実施した結果、サルモネラ菌が検出されたことがわかったという。
以下、キム・ウォンヒョ、シム・ジンファ夫妻の謝罪コメント全文。
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「魔女キムパ」を愛して大切にしてくださる多くの方々、申し訳ございません。
私たちも魔女キムパをともにする者として、心よりお詫び申し上げます。
病気の方々が一日も早く快方に向かうことを、心から祈っています。
一部では、特定の店舗との関係について囁かれていますが、今は被害者たちの快方が先です。もう一度、被害を受けたすべての方々の快方を祈っています。
もしかしたら、当店の公式的な行動によって、他店の店主様たちが被害を受けるのではないかと思い、かなり慎重になりました。謝罪が遅くなった点、申し訳ありません。
キム・ウォンヒョ、シム・ジンファより。
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