韓国KBSがドラマ降板を告知した若手俳優キム・ヨンデについて、遺憾の立場を明かした。
KBS側は、「『学校2021』(原題)にキャスティングされた俳優キム・ヨンデは出演契約書を締結し、主要出演陣ミーティング、台本練習などに参加し、7月に初撮影の準備をしていたが、最近、所属事務所が制作陣に相談なく突然降板する意思を示した」とし、「制作会社とKBSは俳優キム・ヨンデの降板に同意しておらず、円満な合意を得るために努力している」と明らかにした。
続いて「番組制作陣との公式的な議論なしに、降板記事と同時に他番組の出演記事が出たのは残念だ。追って最終結果を知らせる」と述べた。
キム・ヨンデはKBSの青春ドラマ『学校2021』にキャスティングされていた。しかし7月15日、キム・ヨンデ側は「『学校2021』を降板したのは事実であり、現在はtvN『流れ星』(原題)出演を検討中」と伝えた。
渦中のドラマ『学校2021』は、KBSの青少年ドラマシリーズとして1999年に第一弾の放送が始まり、2017年までに7作ものシリーズが制作された。このシリーズをきっかけにブレイクした俳優も多く、韓国ではスターの登竜門とも呼ばれている。
『学校2021』は、受験競争ではなく他の道を選んだ生徒たちにスポットライトを当て、あいまいな立場に置かれた18人の若者たちの苦悩と成長を描く。キム・ヨハン、キム・ヨンデ、チョ・イヒョン、ファン・ボルムビョルが主演にキャスティングされていて、2021年下半期の放送を目指していた。
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