性関係動画を不法に撮影・流布した疑いを受けている歌手のチョン・ジュニョンが逮捕令状の審査を終えてロープ(捕縄)縛られたまま警察の留置場に運ばれた。
チョン・ジュニョンは3月21日午前9時35分、拘束前被疑者尋問(令状実質審査)が開かれるソウル瑞草区中央地裁に到着して令状審査を受けた後、昼の12時17分に捕縄に縛られたまま、裁判所を出た。
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「証拠隠滅疑惑を認めるのか」「法廷で容疑を認めたのか」などさまざまな質問に沈黙を一貫したチョン・ジュニョンは、捕縄で縛られたまま警察官の手に引かれて、あらかじめ準備された警察の護送車に乗り込んだ。
チョン・ジュニョンは令状審査の結果が出るまで、ソウル鐘路(チョンロ)警察署の留置場にいるものと見られる。令状が発行されれば拘束されて留置場で警察の捜査を受け、発行されない場合は釈放される。拘束するかどうかは、3月21日の夜更け、あるいは22日未明に決定される見通しだ。
チョン・ジュニョンは同日午前、裁判所に入り、直接準備した謝罪文を取り出して読み上げた。
「すみません。私は許されない犯罪をしました。私に対するすべての疑いを認めます」と切り出した彼は、「改めて、私によって被害を受けた女性とこれまで私に多くの関心と愛情を示したすべての方々に、頭を下げてお詫び申し上げます」と述べた。「これからも捜査過程に誠実に臨み、生涯反省しながら生きていきます」とも語った。
一度頭をゆっくり下げた後、白いA4用紙を取り出して文書を読み上げたチョン・ジュニョンは緊張した表情を隠せなかったなか、しばらく涙を浮かべたりもした。口を開くたびに取材陣のフラッシュ洗礼も受けなければならなかった。
チョン・ジュニョンは2015年末、カカオトークチャットルームで女性たちとの性的関係を言及し、密かに撮影した映像を伝送するなど動画と写真を知人たちと数回共有したという。被害者は10人に達するものと推定されている。
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