ネトフリ配信の『賢い医師生活』シーズン2、主演俳優たちが語った作品への思いとは?

2021年06月10日 テレビ #韓国ドラマ

Netflixでも配信された『賢い医師生活』が、より深い味わいで帰ってくる。

6月10日、『賢い医師生活』シーズン2の制作発表会がユルジェ病院を背景にオンライン生中継された。

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制作発表会にはシン・ウォンホ監督をはじめ、俳優チョ・ジョンソク、ユ・ヨンソク、チョン・ギョンホ、キム・デミョン、チョン・ミドが参加した。新型コロナの影響で予定より遅れたが、シーズン1の余韻を残したまま、さらにパワーアップして5人が帰ってきた。

シン・ウォンホ監督は「シーズン1の情緒、温かい雰囲気に新しい物語を加えた」とし、「シーズン1より、深みを与えようという意欲で作った。違うところを挙げれば、“時間”だ。実際に1年が経ったし、劇中のキャラクターも歳を取るにつれて人生、人間関係が変わる。物語の奥行きに違いがあるようだ」と話した。

(写真提供=tvN)左からユ・ヨンソク、キム・デミン、チョン・ミド、チョ・ジョンソク、チョン・ギョンホ

続いて「(私たちの作品が)愛されると確信したことはない」とし、「過激さを持った作品が増えており、疲労感があるのではないかと考えた。生きているだけでも、バタバタしている。癒されたい、治癒されたいという気持ちが入ったようだ」と説明した。

また、シーズン1から変わらない週1回の放送については、「シーズン1のときに上手くいかなかったら、変えていたのではないか」と笑った。シン監督は「シーズン1のときも言ったが、制作環境、労働環境が変わり続ける過程で、いくつかの新しいモデルが出なければならないという気がした。私たちもフォーマット自体を変えなければならないという考えがあった。今もバタバタしているが、時間が残っていたので、俳優たちがバンドの練習をすることができた。今後、再び戻るとは思わない」と話した。

さらにパワーアップした主演5人

主演5人は、さらにアップグレードされたバンドの実力を予告した。

チョ・ジョンソクは、「みんな本当にたくさん成長した。楽器を扱ってみると、上達したというよりは、感覚が良くなってきたと思う。私たちが楽器を演奏する感じが良くなって、期待していただいても良さそうだ」と話した。

ユ・ヨンソクも「以前は1曲の合奏のために、3カ月や1カ月以上かかることが多かった。すべてがぎこちなかった。今は曲をもらって、その次の週に練習することもあるが、監督が任せてくれる」と相槌打った。チョン・ミドも「だからどんどん監督が難しい曲を出してくる」と笑った。

(写真提供=tvN)

「新しい出演人物がいるのか」という質問に、シン監督は「新しい人物たちは当然いる」と答えた。続いて「生きていれば周りにいた人が去ったり、誰かが辞めたりと、変わり続ける。そんな姿がユルジェ病院で繰り広げられる。それに従って新しい人物も登場する予定だ」と明らかにした。

シーズン1当時、話題を集めたカメオ出演についても言及した。シン監督は「カメオ出演に対するプレッシャーがある。ちょっとキャラクターを持って来て演技してくれというのは、簡単ではない。ただおもしろそうだからと交渉することは避けている。その役割が目立ち、これくらい注目されてくれればというときに、お願いしている。カメオは話題性で大きな助けになるが、迷惑にもなるので、慎重にしようと努力している」と述べた。

チョン・ギョンホは初めてのシーズン制の作品に取り組み、「とても良かった」と感想を話した。彼は「作品を新たに始めることになると、ときめきや期待感、心配も多いが、同じドラマを良い俳優、良いスタッフ、良い台本ですることができるということが、また違う気分だった。とても感謝しており、うれしい瞬間だ」と語った。

ユ・ヨンソクも「本読みのときも、長い休暇を過ごして友人に会ったような気分だった」と付け加えた。

主演5人は、劇中のキャラクターと実際の姿が最も近い人物として、全員がキム・デミョンを挙げた。チョン・ミドは「キム・デミン兄がとてもよく似ている。脚本家の先生が家にCCTVを設置したんじゃないか」と述べた。その言葉にチョ・ジョンソク、チョン・ギョンホ、ユ・ヨンソクらも同意した。するとキム・デミンは、「とても外向的でインサイダーのような性格だが、見せていないところが多い」などと冗談を言った。

(写真提供=tvN)

チョ・ジョンソクは「俳優みんながキャラクターに似ていく」とし、「最も似ていない人は、チョン・ギョンホ氏だ。気立てが優しい性格なのに、ドラマではツンデレのような姿がたくさん出てくる」と話した。続いて「個人的にはとても楽しく幸せだ。イクジュンというキャラクターを作ってくれた脚本家に感謝する。こんな人がいたらいいなと思うほど、楽しくて幸せだ」と付け加えた。

ユ・ヨンソクも、演じるアン・ジョンウォン役と非常に似てきていると打ち明けた。彼は「小児外科で子供たちを見ながら、自分は本当に子供が好きなんだなと感じた。子供たちを見ながら演技をすると、良い表情がよく出てくる」とし、「4歳未満の子供になると、一緒に呼吸を合わせることができない状況がある。自分一人、人形を置いて演技することもある。リアルな表情を想像しなければならない。そんな点がおもしろく、本当にリアルで生きたリアクションが子供たちに出てくる。監督が驚くほどディレクションしながら、とても表情が生きている」と感心した。

続いて「子供たちと撮影すると、スタッフの方が全員、子供のために万端の準備をしている。お菓子、鈴、動画となんでもある」と現場を説明した。

シン監督も「子供たちを置いて撮影するのは本当に難しい。子供たちから受けるパワハラは半端ではない。気分に合わせながら撮影するのだが、ユ・ヨンソク氏がイライラすることなく、しっかり受け入れてくれる」と述べた。

最後にシン・ウォンホ監督は、“シーズン3”に対する期待感について「最初はシーズン3まで行くのではないかと考えた。ただ、私たちもシーズン制を初めてやってみたので、私たちが知らない時点で出てくる疲れがあった。だから今のところ、シーズン3の予定はない」と明かした。

『賢い医師生活』シーズン2は、韓国tvNで6月17日21時に初放送される。Netflixでは同日23時から配信が始まる。

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