かつて日本でも人気だった元祖・韓流スターのアン・ジェウクが、韓国で最近放送を終えたドラマ『マウス』で強烈な印象を残し、見事に復活した。
【あの人は今】元祖・韓流スターとして一世風靡したアン・ジェウクは今
天才的な脳神経外科医ハン・ソジュン役を演じたアン·ジェウクは、『マウス』を通じてこれまでのイメージを一新させる新鮮な演技を披露し、彼のことをよく知らなかった人々にも俳優として強い印象を与えることに成功した。
また、アン・ジェウクにとって『マウス』は5年ぶりのホームドラマ復帰であり、飲酒運転問題で摘発されて以来2年ぶりの芸能活動でもあった。
1994年にMBCの23期タレント出身のアン・ジェウクは、もうすぐデビュー30年を迎える。
「実感ができない。僕にはできることがないし、ほかに芸もない。それでもできることといえば演技しかなく、この分野以外では新たな挑戦の夢も描けなかった。僕が関心を持ち、よく知り、面白いと思えるのは演技に関係することだ」と語ったアン・ジェウク。
出演したすべての作品が、その人生に残る思い出の作品だというアン・ジェウクは語る。
「ひとつのドラマを機に人気を得ることもすごいことだが、たった1作品でどこかに吹き飛んでしまうこともある。そういう意味でも『マウス』良かった。若い視聴者たちは僕のことを歌手だと思ったり、よく分からなかったかもしれないが、『マウス』を通じてアピールできたのではないか。視聴者があってこそ、俳優たちが存在する。機会があれば、これからもたくさん、演技者としていろいろとお見せしたい」
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