2000年代の開始とともに、日本に沸き起こった韓流ブーム。ドラマで火が付いた人気はやがてK-POP人気へとつながり、今では10代たちも熱狂する“第3次韓流ブーム”が起きているが、気になるのはかつて人気だった“あの人”たちのその後だ。
彼ら彼女らは今、どうしているのだろうか。
シリーズでお届けする意欲企画。今回は韓流スター第1世代の代表格とされるアン・ジェウクのその後と現在について紹介しよう。
1997年に韓国で放映されたドラマ『星に願いを』。同作は韓国だけではなく、日本や中国でも人気を呼び、特に中国での人気は圧倒的。『冬ソナ』前に中国で韓流人気を呼び起こした作品とされている。
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この『星に願いを』で主演を務めたのがアン・ジェウクだ。中国ではあまたの韓流スターの中でも抜群に知名度が高い。韓流の基礎を作ったとされる人物として知られる。
アン・ジェウクは俳優業と並行して歌手活動も行ない、代表曲『チング』は大ヒット。
2006年から日本進出も果たし、日本各地で単独コンサートを開くほどの人気を集めた。
しかし、2013年２月、ラスベガス滞在中にくも膜下出血で倒れて、現地で緊急手術を行う事態に。幸いにも後遺症もなく無事に回復したが、１年の芸能活動の休止を余儀なくされた。
2014年のミュージカル『太陽王』で芸能界復帰。2016年には『ドキドキ再婚ロマンス 子供が5人』で5年ぶりにドラマ主演を果たした。
その後は『英雄』『アリラン』『光化門恋歌』『シカゴ』といったミュージカルで活動する傍ら、社会貢献活動やボランティア活動にも積極的に取り組んだ。
そんなアン・ジェウクが、2019年2月10日に飲酒運転で摘発されたというニュースが流れたときには、日韓両国でちょっとした話題にもなった。事態の深刻さを受け止め、アン・ジェウクは当時出演していたミュージカルを降板している。
自粛期間を経て、2019年7月に芸能活動を再開させたアン・ジェウク。復帰の舞台は彼が愛してやまいミュージカルだった。
韓流スターの元祖として、今も日本のファンたちから愛されているだけに、今後の活躍に期待したい。
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