解散決定のGFRIEND、“簡単に壊れたりしない” 6年間の思い出を胸に…新たなステージへ

2021年05月23日 話題

5月22日をもってK-POPガールズグループGFRIENDと所属事務所SOURCE MUSICの専属契約が満了した。誰よりも熱い6年を過ごしてきたメンバー6人の、新たなスタートに関心が寄せられている。

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6人全員がSOURCE MUSICと再契約を結ばないという突然の知らせに、最も衝撃を受けたのはGFRIENDのファンクラブBUDDYだろう。

メンバーのオムジは報道される前日もファンのためのライブ配信を行い、SNSなどにもコンテンツが掲載されていたため、解散の知らせは不意打ち同然だった。

(写真=GFRIEND公式Instagram)

GFRIENDのメンバーたちは混乱するファンのために直筆の手紙を投稿し、思いを伝えた。

シンビは「6年間の思い出はかけがえのない幸せ」と感謝の気持ちを表し、ウナは「ファンを悲しませたようで胸が痛い」と心配した。ユジュは「6年という貴重な時間、一緒に泣いて笑ってくれたすべての方々に感謝する」とメッセージを残し、イェリンは「20代の素敵な思い出を作ってくれてありがとう」と伝えている。

2015年にデビューしたGFRIENDは、“パワー清純”という独自のコンセプトで人気を集めた。デビュー曲『Glass Bead』をはじめ、『Me gustas tu』『Rough』『NAVILLERA』『LOVE WHISPER』など、数多くのヒット曲を歌い、毎年音楽授賞式で人気賞やパフォーマンス賞を受賞しながらK-POPを代表するガールズグループとして成長した。

2019年、所属事務所SOURCE MUSICがHYBE(前Big Hitエンターテインメント)の子会社として買収合併され、多くのファンはHYBEレーベルでさらに成長するGFRIENDの姿を期待していたが、2020年に発表した3rdアルバム『回:Walpurgis Night』がGFRIENDの最後のアルバムになってしまった。

GFRIENDは幕を閉じるが、6人のメンバーはそれぞれ新たなスタートを切る。ソウォンは「終わりではなく始まりだと思う。もっとたくさんのものを埋めていきたい」と新たなスタートを約束した。オムジも「馴染みのない時間に徐々に慣れていくことに少し不安を感じるが、見守ってくれる皆さんのためにもたくましく素敵に前進したい」と意気込んでいる。

GFRIENDの次のステップに関してはさまざまな推測が飛び交う。ソロ活動よりはグループ活動に力を入れてきただけに、メンバーたちの可能性にも関心が高まっている。SOURCE MUSICを巣立った彼女たちは、各自の競争力を高めるために多くのエネルギーをつぎ込む見込みだ。

(写真=GFRIEND公式Instagram)

しかし、依然として多くのBUDDYがGFRIENDの再結成を祈っている。一部ではメンバーたちが他の事務所にグループで移籍する可能性もあると見ているが、ガールズグループの中ではグループで移籍した前例がなく、HYBEがGFRIENDの商標権を所有しているという障壁があるため、なかなか難しいと思われる。

今まで多くのグループがそうだったように、メンバーの所属事務所がバラバラになればスケジュール調整などが難しくなるため、“完全体”での活動が容易ではないのが事実だ。

ただ、所属事務所が違ってもメンバーらの意志で再結成するグループも増えているため、グループ活動の可能性も捨てがたい。ファンたちはGFRIENDの解散の知らせに残念がりながらも、新しいスタートへ応援の声を寄せている。

優れた歌唱力とガールズグループでは異例の激しいパフォーマンスで独自の領域を作り上げたGFRIEND。グループとしての旅程は終わったが、芸能人生第2幕を開いた6人のメンバーたちがどのような姿でファンの前に現れるか、楽しみに見守りたい。

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