映画『ミナリ』でアカデミー助演女優賞を受賞した女優のユン・ヨジョンが、ハリウッドに対する気持ちを率直かつウィットに富んだ言葉で表現している。
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ユン・ヨジョンは4月27日(現地時間)、米NBC放送とのインタビューで、「米国であるプロジェクトが来れば、韓国にいる方々は私がハリウッドに憧れていると思うが、ハリウッドに対する憧れはない」と述べた。
続いて「私が(アメリカに)ずっと来る理由は、私が米国で撮影することになれば、ついでに(アメリカに住んでいる)息子にも会えるからだ」とし、「それが私の心の深いところからの本音」と率直な気持ちを打ち明けた。
NBC放送はユン・ヨジョンを「Kグランマ」(韓国のおばあさん)と称し、「ユン・ヨジョンはグレン・クローズとブラッド・ピットを尊敬すると言ったが、小さな警告事項がある」と伝えている。
また、『ミナリ』で助演女優賞を受賞したことについては、「私が賞を受けた時はとても幸せな瞬間だったが、それが私の人生を変えることはないとし、「私は家に帰り、また仕事を始めるだけ」と強調した。
ユン・ヨジョンは4月25日のアカデミー授賞式当日、韓国特派員団との記者懇談会の席でも、「私はアメリカ人の言葉をあまり信じない。華やかなワードだから」とし、「パフォーマンスを尊敬しているというが、年老いたせいか人の言葉に乗らない」と話していた。
これに先立ち、この日の助演女優賞受賞後のバックステージインタビューで、授賞役を務めたブラッド・ピットからどんな匂いがしたかという無礼な質問に対して、「私は犬ではない」と的を射た愉快な答弁で話題を呼んだ。
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