新作映画『奇跡』(原題)に出演する少女時代ユナが、行動派で自称“女神”のラヒ役を演じ、また違った魅力を見せることを予告した。
『Be With You~いま、会いにゆきます』で知られるイ・ジャンフン監督の新作である『奇跡』は、行き来できる道が線路しかないが、駅は存在しない村に簡易駅を作るのが人生唯一の目標であるジュンギョン(演者パク・ジョンミン)と、町の人々の物語を描く映画だ。
イ・ジャンフン監督は先立って行われた制作報告会で、作品について「初めて台本を読んだ方や、編集本を見た方からは『自分の話のようだ』と言われた不思議な映画だ。最も伝えたいのは夢だ。自分が置かれている現実に満足するのが社会的雰囲気になっていて、それが慰めにもなるが、若い人たちにこの考え方を強要するのは、ある意味で諦めを強要するようなものだ。この映画のなかだけでは、ありえない夢でも思う存分夢見させたかった」と話していた。
ユナが演じるラヒは、ジュンギョンの非凡さを見抜き、遠慮のない実行力で彼を導く人物。共演したパク・ジョンミンは、ユナについて「どうやればこんなに自由に演技できるのか、あまりに良い俳優、うらやましいという考えが浮かぶ俳優」と絶賛していた。
ユナがスクリーンで初めて見せる1980年代のレトロスタイリングにも注目だ。今まで見せてこなかったレトロなスタイルと方言で、また違った魅力が発揮されると期待が高まっている。役作りのため祖父母から方言を習ったという。
女優として確実にステップアップしているユナが出演する映画『奇跡』は、来る6月に韓国で公開される予定だ。
前へ
次へ