少女時代ユナ、パク・ジョンミン主演の新作映画『奇跡』制作報告会の様子「きれいで優しい作品です」

2021年04月26日 映画 #少女時代 #韓国映画

4月26日、韓国映画『奇跡』(原題)のオンライン制作報告会が行われ、イ・ジャンフン監督と俳優パク・ジョンミン、イ・ソンミン、少女時代ユナ(イム・ユナ)、イ・スギョンが出席した。

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『Be With You ~いま、会いにゆきます』のイ・ジャンフン監督の新作である『奇跡』は、行き来できる道は線路しかないが、駅は存在しない村に簡易駅を作るのが人生唯一の目標であるジュンギョン(演者パク・ジョンミン)と、町の人々の物語を描く映画だ。

イ監督は「前作品の時、『俳優たちが救った』いうコメントが目立ったが、今回はそういうコメントが多くなりそうだ。本当に楽をしたので」と言い、笑いを誘った。そして「俳優たちが演技をする姿を見ているだけで良かった。だからわざとテイクを増やした」と付け加えた。

イ監督だけでなく、俳優たちも映画に対して格別な愛情を示している。

「この作品は私にとって特別だ」という俳優イ・ソンミンは、「台本の最初のページからすごい好奇心を持って読んだ記憶がある。私好みの心温まる話だ。自分がやらなければいけなさそうな映画だった。(劇中に出てくる)ボンハ村は私の故郷でもある」と説明した。

イ・ソンミン

パク・ジョンミンも「考えるほど愛情が湧くし、きれいで優しい映画だ。たくさんの観客に早く観ていただきたい」と自信を示した。

「きれいで優しい映画」の意味について詳しく聞かれると、「共感できて心を動かす部分も多く、シナリオがとても良いと思った。だからこそ、この役を僕が演じてもいいかという悩みもあった。僕はやりたいけど、観る人が共感できるのかな、と心配した。ミーティング後に、僕が好きなキャラクターのグッズをたくさんくださって感動したし、信頼が持てた」と語った。

イ監督も「パク・ジョンミンさんの場合、今まで華やかな料理だったとすれば、今回は白ごはんだ。完全にキャラクターになりきってもらった」と話している。

『EXIT イグジット』以来2年ぶりの映画出演となる少女時代ユナにも期待が集まる。役作りのため祖父母から方言を習ったそうで、ボンハ村出身のイ・ソンミンからも「ネイティブの方言だと言っても問題ないほどだ」と褒められた。

ユナは「撮影をしながらカセットテープ、VHSなどの小物に懐かしさを感じた。少女時代のデビューアルバムもカセットテープで発売されていたのでなおさら親近感が湧いた」と撮影を振り返った。

(左から)パク・ジョンミン、少女時代ユナ

最後にイ監督は、映画についてこう説明している。

「初めて台本を読んだ方や、編集本を見た方からは『自分の話のようだ』と言われた不思議な映画だ。最も伝えたいのは夢だ。自分が置かれている現実に満足するのが社会的雰囲気になっていて、それが慰めにもなるが、若い人たちにこの考え方を強要するのは、ある意味で諦めを強要するようなものだ。この映画の中だけでは、ありえない夢でも思う存分夢見させたかった」

心温まる映画『奇跡』は、来る6月に韓国公開予定。

(左から)イ・ソンミン、少女時代ユナ、イ・スギョン、パク・ジョンミン

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