HIGHLIGHT、2PM、NU’EST…“第2世代”K-POPアイドルの活躍が大きく期待されている理由

2021年04月26日 K-POP

デビュー10年目でも着実に活動し、高い人気を誇る“長寿アイドル”が次々と帰ってくる。相次ぐオッパ(兄さん)たちのカムバックによって、K-POP界にもう一度新しい風が吹いている。

第2世代のK-POPブームの主役といえるHIGHLIGHTと2PMが兵役を終え、さらに頼れる男性となってカムバックする。

【写真】HIGHLIGHT、成熟した魅力のコンセプトフォト公開

先立ってカムバックしたSUPER JUNIORとSHINeeといった第2世代ボーイズグループが健在を誇示しながら、2PMとHIGHLIGHTの復帰にも多くの期待と注目が集まっている。

HIGHLIGHTのカムバックは来る5月3日だ。2019年、ヨン・ジュンヒョンの脱退で4人組に改編されてから最初カムバックであり、2017年10月に発売した2枚目のミニアルバム『CELEBRATE』以来、3年7カ月ぶりに発売する“完全体”のアルバムだ。

BEASTからHIGHLIGHTにグループ名を変えた彼らは、兵役を無事に終え、さらなる飛躍を目指す準備を終えた。『Plz Don't Be Sad』『CALLING YOU』『Can Be Better』など、多数のヒット曲を残したHIGHLIGHTは、さらに成熟した多彩な姿を見せながら、長い間待ってくれたファンの愛情に報いる計画だ。

2PMも今夏、完全体カムバックか

上からHIGHLIGHT、2PM、NU'EST

去る3月にジュノまで除隊した2PMは、年内の復帰を可視化した。

現在、新しいアルバムの準備中である2PMは、具体的なカムバック時期こそ明らかにしていないが、今夏のカムバックを予定している。2PMは最近、「メンバー全員と一緒に良いコンテンツでお会いしたい。2PMで満たした2021年を期待してくれ」と、完全体でのカムバックを予告したりした。

特に、2015年に発売した『我が家』が2020年からYouTubeで大きな話題を集め、今回のカムバックはこれまで以上に関心が高い。とあるK-POP関係者は、「2PMの競争力は確実だ。“野獣ドル”という修飾語を持つ2PMが全員兵役を終え、最近のアイドルでは見ることのできない“大人のセクシー”で差別化を図るものとみられる」と述べた。

7年のジンクスを破って、安定した成長を見せているグループもある。音楽性と大衆性の二兎を得て、“信じて聞くグループ”に定着したNU'ESTだ。

K-POP界に“魔の7年ジンクス”という言葉があるほど、7年目を迎えたグループは所属事務所との再契約で困難を見せるが、2012年にデビューして今年デビュー10年目を迎えた5人組のNU'ESTは4月19日、10年の成長を集約したアルバム『Romanticize』で戻ってきた。

自分たちのカラーを出しながら、NU'ESTとしての新しい試みを込めたアルバムだ。

長寿アイドル、活躍の背景

現在、第4世代のアイドルグループが躍進しているなか、長寿アイドルといえる彼らが変わらない存在感を示すことができるのは、K-POPが世界的な人気を獲得し、ファンの規模が大幅に拡大された影響と分析される。

とある芸能事務所関係者は、「長寿アイドルのカムバックはグループの変わらない健在を証明すると同時に、世界各国のファンを結集させる点で意味が大きい。アジアだけでなく、北米、欧州など全域でK-POPブームが起き、活動期間がさらに長くなった」と説明した。

広くなった活動領域もポジティブな影響をもたらした。K-POPアイドルが音楽を超えて、演技、バラエティ、ミュージカルに進出し、ファンの幅が維持されるからだ。

HIGHLIGHT、2PM、NU'ESTのメンバーたちが音楽活動に加え、ドラマやバラエティなど様々な分野で活躍して空白期を減らした。また最近、YouTubeなどで巻き起こっているレトロブームも、長寿アイドルを後押ししている。

別の関係者は、「2PMの『我が家』、HIGHLIGHTの『Plz Don't Be Sad』などのステージ映像が大きな話題を集めたうえに、熱烈ファンの愛に満ちたコメントを読む楽しさまで咥えられ、音楽チャートで“逆走”現象が起きている。ファンの後押しを受け、力づけられてカムバックする長寿アイドルが、変わらない実力を証明して自分たちの人気を示す順番となった」と述べた。

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