俳優カン・ハヌル、4年ぶりの主演映画は「音楽以上の響きがある」と自信。“温かい物語に期待”

2021年03月31日 映画 #韓国映画

3月31日、韓国映画『雨とあなたの物語』(原題)のオンライン制作報告会が行われた。

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同作は、偶然届けられた一通の手紙からお互いの人生に影響を与えることになったヨンホ(演者カン・ハヌル)とソヒ(演者チョン・ウヒ)が、「雨の降る12月31日に会おう」と約束したことで繰り広げられる物語。

同作で4年ぶりのスクリーン復帰を果たす俳優カン・ハヌルは、「軍服務中にシナリオに目を通したが、脚本を読みながら涙して、そんな姿を見せるのもなんだかなあと思って早く寝たふりをした思い出がある」と作品との出会いを振り返る。

ソヒ役のチョン・ウヒは、「両親にも手紙をたくさん送った。ファンが送ってくださる手紙もいつも記憶に残る」と、手紙に対する思い出を述べている。

(写真= Sony Pictures Korea、Kidari ENT)

映画のタイトルと同名の楽曲『雨とあなたの物語』について言及したカン・ハヌルは、「最初は音楽映画かなと思ったが、違った。それでも音楽以上の響きがある。昔を思い出して入り込んだ」と語り、チョン・ウヒも「心がしっとりとなる、温かくて響きがある映画」と付け加えた。

劇中、カン・ハヌルとチョン・ウヒは手紙のやり取りの中で関係を築いていく。2人の共演はどうだったか。

チョン・ウヒはカン・ハヌルについて「みんなに親切。性格も良い。だからみんなに愛されてると思った。一緒に映るシーンは少なかったけど、いつも優しく接してくださってありがたかった」と褒めちぎり、カン・ハヌルも「(ウヒさんは)本当に天使みたいだった。僕は恵まれた」と応えた。

『雨とあなたの物語』には、カン・ハヌル、チョン・ウヒとそれぞれドラマ『ミセンー未生ー』、映画『サニー 永遠の仲間たち』で共演した女優カン・ソラが特別出演する。

(写真= Sony Pictures Korea、Kidari ENT)

最後にチョ・ジンモ監督は「このキャストは奇跡だ。感謝しかない」とし、「手紙を媒介として人物が疎通していく姿を見ながら癒されていただきたい。手紙は疎通の道具であり、待つことが伴われるのが魅力だ。映画では過去の話を描いているが、感受性は(今と)変わらない」と述べた。

『雨とあなたの物語』は、来る4月28日に韓国で公開予定。

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